家事のプロも愛用! 時短にとどまらない、ミールキットの多彩な魅力とは
共働きや育児中で、料理をする時間がない。献立を考えるのがツラい! ……そんな方を中心に近頃人気なのが、食材とレシピがセットになったミールキット。時短生活ガイドのももせいづみさんも、育児と仕事で忙しかった頃に愛用していたのだとか。今回は、ももせさんに実際にミールキットを使っていただき、プロ目線のリアルな感想をレポします!
提供:ヨシケイ
お話をうかがった方

生活コラムニスト。子育てをしながらフルタイムやフリーランスで働いてきた経験をもとに、忙しくてもすっきりと豊かに暮らすアイデアを発信し続けている。豊富なアイデアは男女、年代を問わず支持されており、メディア取材や本の執筆などで幅広く活躍中。
家事は「目的」ではなく「手段」! 苦手な作業は手放していい

家事は「目的」ではなく「手段」、苦手な家事は割り切ることも必要
「家事への向き合い方が変わってきたと感じたのは、2000年を過ぎた頃から。それより以前は、食洗機があるだけで、『手を抜いてる!』と白い目で見られるような時代でした(笑)」
そう語るのは、All About「時短生活」ガイドで生活コラムニストのももせいづみさん。今でこそ「時短」や「ラク家事」という言葉は当たり前になりましたが、ももせさんは、90年代からこれらを提唱していた、いわばその道の先駆者ともいえる存在です。
ももせさん(以下敬称略)「さまざまなアイデアを駆使して、家事を上手に手抜きする。今は、そうした家事の合理化にとても肯定的な時代になりましたが、それでラクになったかといえば、実際はそうでもないようです。なぜなら、情報が溢れているから。SNSやあらゆるネットメディアを通じて、『成長期の子どもの必須栄養素は○○』『お掃除は除菌もマスト』などの情報が滝のように入ってくるので、結局やることが増えてしまっている……というのが現状です」
時短術は世の中に溢れていても、やることは増える一方……。家事の負担を少しでも減らすためには、どうすればよいでしょうか?
ももせ「自分の物差しを持って、メリハリをつけることです。家事の全てをやろうと思わずに、好きなことだけこだわって、その他は手放してしまいましょう。苦手な家事って、どんなにがんばっても一生苦手なんですよ(笑)。だからそこは割り切って、家族の誰かにお願いしたり、外注したりしていいんです。大切なのは、家事は目的ではなく、手段だということ。『自分や家族が快適に暮らす』という目的のために、どの家事に力を入れるか、どの家事は省くのか、一度整理してみるといいかもしれませんね」
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実はガイドも愛用していた「ミールキット」。今はおうちごはんの定番に
食材とレシピがセットになり、料理の手間を大幅に削減してくれることで人気のミールキット。今はさまざまなメーカーのものが出ていますが、ももせさんは、かつてヨシケイのミールキットを愛用していたのだそう。
ももせ「私がミールキットを使っていたのは、出産後、復職してすぐの頃。仕事に家事、そして育児で手が回らなくなって、料理を少しでも時短できたらと、当時はまだ珍しかったミールキットにチャレンジしてみたんです。
使ってみてまず驚いたのは、普段、料理しているときに、どれだけ冷蔵庫を開け閉めしていたんだろう! ということ。冷蔵庫を開けて食材を取り出し、使う分を切り分けたら残りをラップして、また冷蔵庫に入れる。違う食材を使うたびに、また同じことを繰り返す。料理は意外と、こうした細々とした作業が労力になっているんですよね。ミールキットなら、届いた材料でほぼ完結するので、そうしたストレスがなくなりました」
ももせさんいわく、料理は意外と「頭脳労働」なのだとか。ミールキットは、その労力を軽減するのにも一役買ってくれたそうです。
ももせ「献立を考えたり、買い物に行ったりする手間が省けるのも、ミールキットの大きな魅力です。買い物中は、『あれ買って、安いからこれも買って、副菜に使って……』といった具合に、頭をフル回転させています。献立や調理の段取りを考えることも含めて、料理って頭脳労働なんですよね。仕事と育児に追われていた頃の私は、次にやるべきことで常に頭がいっぱいだったので、たまにミールキットを使うことで脳を休められた感覚です。『次にあれをやらなきゃ』という圧迫感から解放されるだけで、家事は随分ラクになると思います」
ヨシケイのミールキットは現在、全国で約50万世帯ものご家庭が利用しているのだそう。家事の合理化が当たり前になった今、日々の料理をグッとラクにしてくれるミールキットは、もはや定番のアイテムといっても良さそうです。
ももせ「ご家族はもちろんのこと、ミールキットは単身で働いている方や高齢の方にもおすすめ。特に、頻繁に買い物に行けないけど自活をしたい高齢の方にはうってつけです。多彩なライフスタイルにマッチするミールキットは、生き方が多様化した今の時代にぴったりなアイテムだと思います」
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ヨシケイの最新ミールキットをお試し! 時短のプロの評価は?
それでは、実際に、ももせさんにヨシケイのミールキットを調理していただきましょう。今回チョイスした献立は、「お手軽八宝菜/すくい豆腐とレタスのスープ」、「レンジで作るさばのみそ煮/たれでラクラク!コクうま炒め」の2種類です。
まずは「お手軽八宝菜/すくい豆腐とレタスのスープ」から調理スタート!
実際に調理すると、その工程は驚くほど簡単! まず副菜の具沢山スープは、鶏ガラスープに食材を入れてサッと煮込むだけでOK。八宝菜もカット野菜をフライパンで炒め、八宝菜の素を合わせるだけといった手軽さで、約10分で2品が完成しました。
ももせ「八宝菜のように多彩な食材を使うメニューほど、カット野菜が入ったミールキットの便利さを痛感します。八宝菜って、普通に作ろうとすると、いろいろな野菜を少量ずつ使うので、買い物も負担になるんです。でも、ミールキットなら一度にたくさんの野菜を手軽に使えるのがうれしいですね。調理がラクなのはもちろん、包丁いらずで洗い物が少ないのも大きなメリット!」
ももせ「ミールキットは割高というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、献立によってはむしろコスパ良く利用できると思います。必要な分の食材だけ届くので、買い物の無駄もなくなりますし、『買った野菜が使い切れない!』といった食品ロスがなくなるのもうれしいですよね」
自宅ならではの味つけで!「さばのみそ煮」のハードルがグッと下がる
続いて、「レンジで作るさばのみそ煮/たれでラクラク!コクうま炒め」を調理。さばのみそ煮は、ご家庭にある調味料を合わせておく必要がありますが、加熱は電子レンジなのでとてもお手軽です。しかもしっかりと味がしみておいしい仕上がりに!
コクうま炒めは鶏肉やカット野菜を炒め、付属の調味料を混ぜるだけ。面倒なイメージのある魚料理と野菜たっぷりの副菜が、あっという間に完成しました。
ももせ「青魚は臭いが残るので洗い物が面倒なんですが、レンジを使うことで、ハードルがグッと下がりました。加えて、私が特に推したいポイントは、みそ煮の味付けを、家にある調味料で自分で作るところ。あえて既製の味付けにしないことで、好みに合わせて調味料の量を調節でき、ミールキットでもご家庭の味を楽しめるのがヨシケイのレシピの良さだと思います」
ヨシケイのミールキットで、家事をもっとシームレスに
暮らしやライフスタイルをテーマに情報発信を続けてきた生活コラムニスト・ももせいづみさん
かつて、ももせさん自身も愛用していたヨシケイのミールキット。今回、久しぶりに調理してみて、いかがでしたか?
ももせ「ミールキットで料理がラクになるのは当たり前。私がヨシケイを選んだ理由は、『作る』感があるからなんです。例えば、とんかつのような揚げ物は、自分で油を使って揚げないといけません。でも、衣がついた状態で届くのでさほど手間ではありませんし、むしろ『私、こんなに忙しいのに揚げ物を作れた!』という満足感で、自尊心が高まった気もするんです。さばのみそ煮の調味料然り、ミールキットでありながら、自分で『作る』感も大切にしたレシピ設計が、私が思うヨシケイの一番の魅力。作ったことのない料理に手軽に挑戦できるから、レシピの幅がグッと広がるのもうれしいですよね」
もう一つ、ヨシケイならではのメリットは、1日単位でも注文できること。翌週のメニューを前週の水曜までに注文するシステムなので、ご家庭の予定に合わせて、ミールキットを無駄なく活用できます。送料無料で入会金がかからないのも、コスト面ではうれしいポイントです。
ももせ「ミールキットは時短になるだけでなく、家族のコミュニケーションツールとしても活躍します。例えば、お子さんの自由研究にミールキットを活用したり、料理をしなかった旦那さんが、ミールキットをきっかけに台所に立つようになったという話もあります。お母さんが家にいないとき、お父さんが子どもにカップラーメンを食べさせてモヤモヤした……なんて話、よく耳にしますよね(笑)。そういうときも、事前に家族みんなで選んだミールキットがあれば、安心して食事を任せることができます。
家事は誰かが負担するのではなく、シームレスに、みんなで楽しく取り組めるのが理想です。ミールキットは、その手助けをしてくれるアイテムとして、今後もますます普及していくのではないでしょうか」
おうちごはんの新定番として、ももせさんも太鼓判を押すヨシケイのミールキット。全メニュー管理栄養士が監修をし、トレンドメニューやスピードメニュー、離乳食レシピ付きメニューなど、多彩なコースが展開されています。
日々の料理をもっとラクに、楽しく取り組むために、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。