イマドキの子供乗せ自転車はどう選ぶ? 先輩ママも納得の1台をご紹介
子供の送迎やお買い物などで活躍するのが、電動アシスト機能付きの自転車です。『子供乗せ自転車』ガイドの遠藤まさ子さんによると、「最近は、子供が産まれたらいずれは必需品になる、と考える方も多い」のだとか。そんな子供乗せタイプの電動アシスト自転車の選び方を、注目モデルと共に教えてもらいました!
提供:ヤマハ発動機販売株式会社
お話をうかがった方

学生時代より、情報誌の編集・取材に携わる。大学卒業後、自転車業界新聞の記者や自転車雑誌の編集などを経て、フリーランスに。これまでの経験と母親の目線を活かしつつ、ユーザーが商品を比較検討しやすいよう、可能な限り共通化したスペックによる情報提供を目指している。
走行性、装備…。子供乗せ自転車のチェックポイント
子供を乗せたときや上り坂などでも、ラクにこげる電動アシスト自転車。遠藤さんによると、さらに安全面でも大きなメリットがあるそうです。
遠藤さん(以下敬称略)「子供を乗せているときに自転車で転倒しやすいのは、こぎ出しのタイミング。ここでふらつくと危ないのですが、電動アシスト自転車なら発進時もアシストしてくれるので、スムーズにこぎ出せて転倒リスクを抑えてくれるんです」

注目の子供乗せタイプの電動アシスト自転車に颯爽とまたがる遠藤さん。
ひと口に子供乗せタイプの電動アシスト自転車と言っても、その種類はさまざま。選ぶときは、どんな点に注目すれば良いのでしょうか?
遠藤「まず考えたいのは、どう利用するかです。日常生活のどのシーンで、どんな頻度で自転車を利用するかを考えるとよいのでは。例えば、荷物を入れるカゴは必要なのか、実際に運転することが多いのは誰なのかなどです。また、乗せる子供は1人なのか2人なのか、1人ならチャイルドシートは前後のどちらに装着するのかといったことも考えましょう」

もちろん、走行性能も大切なポイント。
遠藤「電動アシスト自転車の乗り味はメーカーやモデルによっても変わるので、実際に試乗して決めるのがオススメです。試乗は自転車店のほか、試乗コーナーを設けた大手家電量販店などでもできますよ」
また、子供が快適に過ごせることも不可欠です。
遠藤「運転する側が乗りやすいモデルならふらつきなどが抑えられるので、子供も安心して乗っていられます。チャイルドシートは乗り心地に加え、成長する子供の体に合わせて調整できることも大切。また、雨や強い日差しを遮るためのレインカバー、子供の身を守るヘルメットなども、自転車と合わせて用意しましょう」
このほか、デザインにも注目だとか。
遠藤「楽しく利用するために好みのものを選ぶことも大事ですし、複数人で使い回す場合は誰が乗っても違和感がないものにするのがオススメです」
注目ポイントを押さえた1台は? >>
リヤチャイルドシートレインカバーもセットに! 30周年限定モデルの魅力
大人も子供も快適に乗ることができ、誰が運転しても違和感がない……。そんな子供乗せタイプの電動アシスト自転車としてご紹介したいのが、『PAS Babby un SP coord. 30周年限定モデル』。乗りやすさにも定評のある電動アシスト自転車『PAS』の30周年を記念し、ヤマハが世に送り出した1台です。

うれしい特別仕様の『PAS Babby un SP coord. 30周年限定モデル』。
ベースとなるのは、軽量&コンパクトな20インチの電動アシスト自転車、『PAS Babby un SP coord. リヤチャイルドシート標準装備モデル』。特別仕様として、30周年限定カラーの”マットディープレイクグリーン”を採用したほか、フレーム色にあわせた“リヤチャイルドシートレインカバー”と、ハグシート専用に設計された“リヤチャイルドシートクッション”がセットとなっています。

シックなカラーのフレームに燦然と輝く、スペシャルイヤーを記念したエンブレム。

"リヤチャイルドシートレインカバー"の下部カバーを収納するポーチにも、30周年のロゴが。
30周年分の感謝が散りばめられたこの1台。実際に目にした遠藤さんは、どんな印象を抱いたのでしょうか?
遠藤「流行のマットカラーは写真で見るよりも落ち着いていて、個人的にも好みですね。光沢がないから、シンプルな服やスーツにもマッチしやすいのでは? 最近はパパ、ママだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんが子供の送迎をするケースもよく見られますが、この雰囲気なら誰が乗っても違和感がないと思います」
“リヤチャイルドシートレインカバー”も、遠藤さんは高評価。

寒い日モードの“リヤチャイルドシートレインカバー”。足部分にかかる下部カバーは取り外し可能で、乗せ降ろしもスムーズです。
遠藤「乗り降りモードのフルオープンから寒い日モードのフルクローズまで、天候や気分に合わせて形状をフレキシブルに変えられるのがポイント。このチャイルドシート用に設計されているから着脱が簡単で、生地が突っ張ったりたわんだりしない点もいいと思います。レインカバーの大半は別売りなので、黒以外でフレームカラーとあわせた色というのは珍しいですね。このモデルに黒のレインカバーが着いていたら重い印象になりそうですが、セットで付いてくる色なら、全体的な印象もスマート。洋服とのコーディネートもしやすいでしょうね」
では、片面に立体3Dメッシュ、もう片面に起毛生地を採用したリバーシブルの“リヤチャイルドシートクッション”についてはいかがでしょう?
遠藤「メーカーの気遣いが大いに感じられますし、利便性をすごく考えられてもいますよね。無地+柄入りのリバーシブルはよくあって、それはそれで楽しく使えるのですが、こちらは季節によって使い分けられるので子供も快適。一見、薄手ですが、微振動を抑えて乗り心地を良くするだけの厚みは十分あります。あまり厚手だと、座面に余裕がなくなり、子供が窮屈に感じてしまいがちなのでこのくらいがぴったりです。さらに、この“リヤチャイルドシートクッション”を触ってみると、十分な弾力性があるので、機能性も損なわれていないと思います」

ハグシートにフィットする“リヤチャイルドシートクッション”。写真は夏季向けの立体3Dメッシュ面です。

もう片面には、保温効果をもたせた起毛生地を採用。子供が快適に過ごすためのリバーシブル仕様です。
やっぱりうれしい! PASならではの走行性能と使い勝手の良さ
当然ながら、『PAS』本来の優れた点も『PAS Babby un SP coord. 30周年限定モデル』は踏襲しています。
遠藤「ベース車両の『PAS Babby un SP coord.』はリヤチャイルドシート付き。ハンドルと運転車の間に別売りのフロントチャイルドシートを装着すれば、荷物を入れるカゴはそのままで2人の子供を乗せられるモデルです。小回りが利く小径タイプ、安定性を高めた低重心設計といった点は『PAS Babby un SP coord. 30周年限定モデル』にも見られる美点ですね」
初めての電動アシスト自転車でも違和感なく乗れる、高い走行性能も魅力です。

走行モードの切り換えは、左手元の“スマートクロックスイッチ”のボタンで行います。ブラインドタッチでも操作しやすい、大きめでクリック感のあるモードセレクトボタン。
遠藤「自然でスムーズなこぎ出しは、『PAS』ならではの乗り味。複数のモデルを検討しているとカタログや数字に目が行きがちですが、そもそも自転車は乗り物。親も子供も気持ちよく乗られるという点を重視した方がいいと思います。そのためにも、やはり試乗は行っていただきたいですね」
そう語る遠藤さんによると、「電動アシスト自転車のここまでの普及は、ヤマハなくしてあり得なかったこと」なのだとか。

てこの原理を利用したスタンドは、踏むだけで簡単にかけられます。遠藤さんによると、「自転車を手で持ち上げる必要がないので、前に子供を乗せているときなどもふらつきにくい」のだとか。ハンドルロックと連動しているのも便利です。
遠藤「仕事柄、さまざまな電動アシスト自転車に乗ってきましたが、『PAS』の特長はオーソドックスな使い勝手を大切にしつつ、確実に進化している点。乗り味も年を重ねるたびにどんどんスムーズになりながら、自分でこいでいる感覚もしっかり伝わってきます。電動アシストを制御するプログラミングの妙ですね。私の18年間の育児生活を思い返しても、『PAS』なしには語れません。
そんな『PAS』の歴史を感じさせる『PAS Babby un SP coord. 30周年限定モデル』は、老若男女問わず、子供乗せタイプの電動アシスト自転車を検討する方すべてにオススメできるモデル。ベース車両よりも価格は高くなりますが、リヤチャイルドシートレインカバーやシートクッションなどがセットになっているので、実はお買い得です。品質が高く、子供が就学して子供乗せ自転車の役目を終えても、チャイルドシートを外せばずっと乗り続けられるので、迷っているならぜひ一度乗ってみてください」
遠藤さんもオススメする『PAS Babby un SP coord. 30周年限定モデル』は、3000台の限定生産。早々に売り切れる可能性もあるので、気になる方はお急ぎください。