健康の専門家も実践!腸から健康になるために選びたいヨーグルトとは?
ここ数年話題の「腸活」。ですが、なんとなく実行しているけれど、いまいち効果が感じられないという方も多いのでは? そこで知っておきたいのが最新かつ基本の腸活情報。「食と健康」ガイドの南恵子さんと、森永乳業の大野亨さんの対談から、腸活をより効果的に進めるために選びたいヨーグルトのヒントをみつけてみてください。
提供:森永乳業株式会社
お話をうかがった方

NR・サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、エコ・クッキングナビゲーター、日本茶インストラクターなどの資格取得。現在、食と健康アドバイザーとして、健康と社会に配慮した食生活の提案、レシピ提供、執筆、講演等を中心に活動。毎日の健康管理に欠かせない食に関する豊富な情報を発信していきます。
お話をうかがった方

森永乳業株式会社:大野亨さん
営業本部マーケティングコミュニケーション部マネージャー。機能性ヨーグルトなどビフィズス菌関連商品のマーケティング・広告コミュニケーション・啓発活動等を担当。「食のおいしさ・楽しさ」と「健康・栄養」を両立した商品をお届けするため、日々活動している。
腸活したい人もしている人も押さえておきたい!腸活の基本とは

南さん(以下敬称略)「腸活とは腸内環境を整えることで健康をめざそうというものです。1989年にイギリスのフラー博士が『プロバイオティクス※』を定義して以降、腸の役割や腸内細菌の働きについて新たな発見があるたびに、日本ではブームになりますね」
大野さん(以下敬称略)「腸活という言葉は、最近よく目にしますね」
南「腸内環境が整ってくると便通がよくなるだけでなく、さまざまな効果も期待できるそう。さらに、腸内には免疫細胞が多く存在するため、体調不良を未然に防げるという調査もあります。そして、腸活のゴールは全身の健康。それがひいては若々しさや美容面にもつながります。
腸活のために、乳酸菌やビフィズス菌などの、いわゆる善玉菌をヨーグルトから取ろうという人も増えているのではないでしょうか」
大野「健康志向の高まりから、近年ヨーグルトの種類が増えており、自分に合う機能があるヨーグルトを探しているお客様が増えている実感はありますね」
南「森永乳業では、なかでも特にビフィズス菌の研究に力をいれられていますが、きっかけは何だったのですか?」
大野「育児用ミルクの研究開発を行うなかで、「赤ちゃんのおなかのなかには、ビフィズス菌が多くすんでいる」ということに着目したんです。研究を進め、その後1969年に「ビフィズス菌 BB536」を発見しました」
南「50年以上も前から腸内環境の改善に取り組んでいるんですね!ビフィズス菌にはどんなメリットがあるのでしょうか」
※生きて腸まで届き、腸内細菌叢のバランスを整え、健康に有益な働きをする微生物のこと
乳酸菌とは違う!?ビフィズス菌のメリット
ビフィズス菌のイメージ
大野「ビフィズス菌には体内で乳酸や酢酸をつくり、悪玉菌の増殖を防いで大腸の腸内環境を改善する働きがあります。特に酢酸には強い殺菌作用がありますが、乳酸菌は酢酸をほとんどつくりません。そのため、ビフィズス菌は乳酸菌よりも悪玉菌の増殖を抑える効果がより高いと言えます」
南「この分野の研究は最近どんどん進んでいて、一昔前は、善玉菌とひとくくりにされていた乳酸菌やビフィズス菌ですが、最近ではそれぞれの特徴や働きがより明確になってきたというわけですね」
大野「そうですね。実は乳酸菌とビフィズス菌は、例えるとヒトとクラゲぐらい分類学的には生物として違うんです。さらに言えば、大腸のなかにいるビフィズス菌と乳酸菌※は、99.9%対 0.1%。つまり大腸には、乳酸菌と比較してビフィズス菌の数が圧倒的に多いんです。また、ビフィズス菌がつくる酢酸には、腸内環境を改善する以外のさまざまな働きがあることもわかってきています」
南「腸活というとどうしても乳酸菌ばかりに目が行きがちですが、ビフィズス菌にももっと注目が必要ですね」
※※乳酸菌を旧Lactobachillus属とした場合
まずは購入前にパッケージをチェック!腸が喜ぶヨーグルトの選び方

大野「赤ちゃんのときには腸内フローラの大半を占めていたビフィズス菌は、離乳期になるとぐっとその数を減らし、さらに中高年~老年期にかけては急激に減少してしまいます」
南「もともとおなかのなかにいる乳酸菌とビフィズス菌ですが、加齢以外にも、不規則な生活、ストレスなどで減ってしまうため、活性化させるためには外から補うことも必要になりますよね。乳酸菌は漬物やチーズなど含まれている食品が比較的たくさんありますが、ビフィズス菌を摂るとなるとやはりヨーグルトということになるでしょうか」
大野「おっしゃる通りです。ビフィズス菌が入ったヨーグルトやサプリメントなどを利用して補っていただければと思います。ただこれを言うとびっくりされる方が多いのですが、実はすべてのヨーグルトにビフィズス菌が含まれているわけではないんです。選ぶ際には、ぜひパッケージの表示を見てみてください」
南「そうなんですね。これからはちゃんと見てから選ぶようにしなくては(笑)。ひとつ質問なのですが、酸に弱いビフィズス菌をヨーグルトと一緒に摂って、腸の中でしっかり働いてくれるものですか?」
大野「まさにそこは私たちが一番苦労したところです。「ビフィズス菌 BB536」は、ヒトのおなかにすむ種類の菌。一般的にヒトのおなかにすむ種類のビフィズス菌は酸や酸素に弱いのですが、森永乳業の「ビフィズス菌 BB536 」は酸や酸素に強く、生きたまま大腸に到達します。つまり、私たちの腸のなかで働くのに適した菌だと考えられています。
これは余談なのですが、ある時森永乳業の社員の腸内フローラ検査をしたところ、ビフィズス菌の割合が高めの方が多かったんですよ」
南「それは健康的!素晴らしいですね」
>>森永乳業のビフィズス菌が入った商品一覧
腸活は進化している!?広がり続けるビフィズス菌の働き

大野「さらに、ビフィズス菌のなかでも菌の種類ごとに個性があるんです。森永乳業では「ビフィズス菌 BB536」以外にも、「ビフィズス菌 M-16V」や「ビフィズス菌 MCC1274」など多くの種類を研究し、ヨーグルトやサプリメントで手軽に摂っていただけるラインナップを用意しています。
まず、日々の健康維持の基本におすすめしたいのが「ビヒダスプレーンヨーグルト」です。腸内のビフィズス菌を増やし、おなかの調子を整える特定保健用食品です。
次に、特定のお悩みを持つ方向けに機能を特化した機能性表示食品のヨーグルトがあります。それぞれのビフィズス菌の働きをより理解していただきやすいよう、ビヒダスヨーグルト 便通改善で「便秘気味の方の便通改善」、ビヒダスヨーグルト KFで「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減」、メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルトで「認知機能の一部である記憶力を維持」といったように説明をパッケージに入れています」
南「すでにいろいろな方面で活用されているんですね。今後、ビフィズス菌はどのような方面に活用されそうでしょうか?」
大野「そうですね、たとえば「ビフィズス菌 MCC1274」は近年注目されている「脳腸相関」という、脳と腸は自律神経系やホルモンなどを介して密接に関連していることについて研究するなかで商品化された菌株です。すでに2007年に超高齢社会を迎えた日本では、健康寿命を延ばすことが重要ですが、そのために応用できる可能性も秘めています」
南「加齢は誰しもが直面する問題ですから、私もとても興味があります」
>>腸からはじめる記憶対策?
森永乳業のビフィズス菌なら健康をトータルサポート

南「やっぱり、日常生活に取り入れやすい食品で健康を目指せるのはいいですよね。楽しみながら無理なく続けられますから。さて、ビフィズス菌を最大限活かすために、工夫したいところですが、バランスのよい食事、適度な運動、規則正しい生活なども必要になりますね」
大野「おっしゃる通りです。ビフィズス菌は食物繊維やオリゴ糖と一緒に摂ることで大腸の中で増えることが期待できます」
南「そういう意味では根菜や豆を使った煮物類など、伝統的な和食とも実は相性がいいんです。また、少しずつでも継続して摂ることで腸内のビフィズス菌が減ってしまうのを防げるので、私はヨーグルトをサラダのドレッシングとして使ったり、冷製スープに入れたりなど、少しずつ無理なく補うようにお料理にも取り入れたりしています」
大野「いいアイデアですね。森永乳業のヨーグルトは全般的に甘さ控えめのやさしい味に仕上げてあるので、お料理にも使っていただきやすいと思います」
南「ありがとうございます。今日はいろいろ教えていただいたので、これからもビフィズス菌を積極的に生活のなかにもっと取り入れていきたいと思います。毎日の健康管理に欠かせないのは、やっぱり食ですからね」
大野「毎日の健康管理のために継続的にビフィズス菌を取り入れていただけると、とても嬉しいです。これからも森永乳業のビフィズス菌を通じていろいろな健康課題に対応し、皆さまの健康で豊かな生活に貢献していきたいと考えています」
>>森永乳業のビフィズス菌研究についてもっと詳しく
ビヒダス プレーンヨーグルト【特定保健用食品】
許可表示:このヨーグルトは生きたビフィズス菌(ビフィドバクテリウム・ロンガム BB536)を含んでいますので、腸内のビフィズス菌が増え、腸内環境を良好にし、おなかの調子を整えます。
●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
ビヒダスヨーグルト 便通改善【機能性表示食品】
届出表示:本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536には、大腸の腸内環境を改善し、便秘気味の方の便通を改善する機能が報告されています。
ビフィズス菌BB536を20億個配合した、ヨーグルト業界初*となる「大腸の腸内環境を改善し、便秘気味の方の便通を改善する」ヨーグルトです。
*(日本初)『便秘気味の方』と表示したヨーグルト Mintel GNPD内 森永乳業調べ(2019年10月) ●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。 ●本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。 ●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
ビヒダスヨーグルト KF【機能性表示食品】
届出表示:本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536には、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する機能や、大腸の腸内環境を改善し、腸の調子を整える機能が報告されています。
ビフィズス菌BB536を40億個配合した、世界初※となる「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する」ヨーグルトです。
※「花粉・ホコリ・ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減」とパッケージ上で原因物質と軽減機能を表示した世界初のヨーグルト Mintel GNPD内 当社調べ(2021年8月)
●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。 ●本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。 ●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト【機能性表示食品】
届出表示:本品に含まれるビフィズス菌 MCC1274(B. breve)は、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力 、空間認識力を維持する働きが報告されています。 ※記憶力とは、見たり聞いたりした内容を記憶し、思い出す力のことです。
●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。 ●本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。 ●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。