ガイドも次の買い替え候補に決定!? PHILIPSの“パーフェクトエアクリーン”空気清浄機
コロナ禍をきっかけに、空気清浄機を導入したという家庭も多いのでは? そんなタイミングで日本初上陸を果たしたフィリップスの空気清浄機を、All About「家事・掃除・子育て」ガイドの藤原千秋さんがチェックしました。空気にこだわる彼女の評価はいかに?
提供:Philips Domestic Appliance APAC & Japan
お話をうかがった方

大手住宅メーカー営業職を経て主に住まい、暮らしまわりの記事を専門に執筆して22年目。現在はライティングの傍ら監修、企画、広告、アドバイザリーなどの業務に携わる。プライベートでは三女の母。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など著監修書、マスコミ出演多数。
実は外気以上に汚れている! 室内の空気、気にしていますか?

近年、空気への意識は高まる一方。国内の空気清浄機普及率は2022年3月時点で約45.7%と、新型コロナウイルスがまん延していなかった2019年以降から徐々に伸長し続けています※。
そんな中、大風量で素早く空気をきれいにするフィリップスの空気清浄機がこの夏、初めて日本で販売開始されました。
注目すべき特長のひとつは、現時点で確認されている最小のウイルスよりも小さい0.003μmの微細な粒子をしっかり除去できること。その実力や使い勝手をAll About「家事・掃除・子育て」ガイドの藤原千秋さんに試してもらいました。

左から、約21畳までの広さに対応する「Philips Air Purifier 1000i series」、約27畳までの広さに対応する「Philips Air Purifier 2000i series」、約13畳までの広さに対応する「Philips Air Purifier 800i series」。小さな部屋から、広いスペースまで幅広く対応するラインナップです。
藤原さん(以下敬称略)「コロナ禍により移動頻度が減った一方で、屋内で過ごす時間が増えています。“屋内の空気は外よりきれい”と思っている人も多いかもしれませんが、幹線道路沿いなどでもない限り、実は屋内の空気の方がほこり、カビや細菌、化学物質などで汚れているもの。呼吸することで、その汚れた物質が体内に取り込まれると考えれば、換気や空気清浄機を利用して、自分がいる部屋の空気をクリーンにしておく大切さは実感できるのではないでしょうか」
そう語る藤原さんは「空気清浄機は置きっ放しの掃除機とも言える」と考えているそうです。
室内の空気をキレイに保つため、窓開け換気も頻繁に行っているという藤原さん。もちろん、自宅では空気清浄機が大活躍しているそうです。
藤原「花粉やPM2.5はもちろん、目に見えないレベルの繊維片や皮膚片など、空気中にはさまざまな物質が浮遊しています。照明器具や家具などに降り積もっているホコリは、これらが蓄積して可視化されたもの。そうなる前に吸い取ってくれる空気清浄機があれば、家の汚れ方も変わってきますよね」
さらに、空気清浄機を使う大きなメリットとして藤原さんが挙げたのは、「室内の空気を循環させられること」でした。
藤原「室内の空気をきれいに保つには窓開け換気が重要ですが、空気の循環もとても大切。部屋の隅や家具の間など、風通しが悪くて空気がよどんだ場所には、カビ胞子やダニなどが存在します。湿気もたまってしまうので、暮らす人の健康に悪影響を及ぼすおそれがあるだけでなく、住宅の傷みも促してしまいがち。こうしたことを避けるために24時間換気システムを回すことは大前提ですが、シーリングファンやサーキュレーターのほか、空気清浄機で風を送って空気を巡らすことは、とても効果的なんですよ」
藤原さんのお話を聞いていると、空気清浄機はもはや必須のアイテムとも言えそうです。
藤原「あらゆる便利な道具には手入れの手間がかかるものですが、それを引き替えにしても、空気清浄機からは大きなメリットを享受できると思います」
手入れが簡単な空気清浄機はある? >>
※内閣府 消費動向調査:主要耐久消費財の普及率の推移(二人以上の世帯) より
ガイドはどうしている? 空気清浄機の選び方と使い方
藤原さんが空気清浄機を選ぶ際は、主にふたつのことを重視しているのだとか。ひとつは単一機能。加湿機や除湿といった複合的なものではなく、空気を清浄化することに特化したものを選んでいるそうです。
藤原「水を入れたり溜めたりしていると、どうしてもお手入れが面倒になるもの。ちょっとサボるだけでヌメリが出てしまうので、空気をきれいにしてくれるだけでいいんです」
もうひとつのポイントは、風量。
藤原「掃除機効果を期待しているので、しっかりパワフルに吸い込む機種がいい。フィルターの交換頻度や価格もチェックしますが、何よりこのふたつが私にとっては重要ですね」

ファブリックが多くホコリが立ちやすい寝室には、ぜひとも空気清浄機を導入したいところ。
そうやって選ばれた空気清浄機は、藤原家の寝室で24時間稼働しているそう。
藤原「リビングに置く家庭も多いですが、私のイチオシは寝室です。布団をバサバサするだけでもホコリは出てくるし、何より眠っている間にも体の中に空気が取り込まれますから。花粉症だと、睡眠中に降り積もった花粉が人の動きで舞い上がり、症状を悪化させる“モーニングアタック”に悩まされることもありますが、眠っている間も空気清浄機を稼働させておけば症状は軽減されると思います。24時間つけっぱなしだと電気代が気になるという人は、せめて就寝中だけでも稼働させていただきたいですね」
パワフル&スピーディーに空気を清浄化 >>
0.003μmの粒子もしっかり捕捉!大空間をスピーディーに浄化
大風量で素早く空気をきれいにする。そんな藤原さん好みの空気清浄機がこの夏、日本に初めてお目見えしました。それが、「Philips Air Purifier 2000i series」「Philips Air Purifier 1000i series」「Philips Air Purifier 800i series」の3台です。
フィリップスと聞くと、電動歯ブラシや電動シェーバーを想像する人も多いかもしれませんが、幅広いヘルステック分野を先進的なテクノロジーで牽引する企業。空気清浄機も世界各国で発売されており、大きなシェアを獲得しているんです。
冒頭でもご紹介した通り、特長のひとつが0.003μmの微細な粒子をしっかり除去できること。これは現時点で確認されている最小のウイルスよりも小さい粒子まで捕捉できるレベル。ナノプロテクトHEPAフィルター、活性炭フィルター、プレフィルターの3層を採用し、目に見えないPM2.5や細菌、臭気などの汚染物質も最大99.9%除去できます。
藤原「我が家は私を含めた3人が花粉症なのですが、花粉どころかウイルスよりも小さなものまでキャッチしてくれるとは。ましてや昨今は感染リスクを気にする人も多いですから、ここまで対応できる空気清浄機があるのは、とても心強いですね」
運転は自動モードのほか、強力なターボ・モード、ファンの回転を抑えたジェントル・モード、画面を消灯して静かに作動するスリープ・モードの4つを採用。空気の見張り役を務める“アエロセンスセンサー”は、1秒間で1000回も空気をスキャン。空気の質は、天面に備えられたタッチパネル式ディスプレイにリアルタイムで表示してくれます。数字だけでなくライトの色でもお知らせするので、離れた位置からも確認可能です。
最大27畳のスペース(「2000i series」の場合)をカバーする強力な気流を実現しており、浄化スピードの速さも頼もしいところです。約12畳の空間を浄化するのにかかる時間は、「800i series」が16分以下、「1000i series」が10分以下、フラッグシップモデルの「2000i series」にいたってはわずか8分以下と、とってもスピーディー! これなら、藤原さんの言う「室内空気の循環」にも大いに役立ってくれそうですね。※2
藤原「フィリップスは身近なブランドで、日本の家庭にも浸透しているので安心感がありますね。周囲360°の空気を吸い込み、微細な物質をしっかりキャッチしてくれるのも心強いものです。空気の質は目で見て判断できないので、可視化されるのもいいと思います」
自宅の空気品質をリアルタイムで確認できるスマートディスプレイ。ディスプレイの外縁にはアレルゲンとPM2.5のレベルを示すカラーリングが表示され、空気の状態が非常に悪い場合は赤に、空気品質が改善されると徐々に紫に変化し、きれいな空気では青になります。
実は今回の取材中に、試運転していた「2000i series」の前を数人が通りかかったところ、すぐに反応してPM2.5レベルが1から2に上昇。風量も強くなり、センサー性能の高さが実感できました。
フィリップスの空気清浄機が気になるなら >>
※1 Airmid Health Group Ltd.による微生物削減率試験より。ターボモード、10~20分間、28.5m3の試験用チャンバーがインフルエンザA(H1N1)で空気汚染という条件で実施。空気清浄器そのものでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を防ぐことはできませんが、ご自身とご家族を守るための計画の一部としてご使用いただけます(米国環境保護庁)。
※2 部屋サイズ48 m3をCADR 380 m3/hで割って、フィルターを通過する空気から算出したクリーニング1回の理論的時間(床面積約12畳、高さ2.4 mの部屋を想定)。
メンテナンス、省エネ、デザイン。日本の家庭にもぴったり
「便利な道具には手入れが付き物」というお話もありましたが、Philips Air Purifierの気になるメンテナンス性は……? そう思ってフィルターのお手入れ方法をチェックしたところ、これがかなりお手軽だったんです。
基本的にお手入れのペースは720時間に1回。ディスプレイにお手入れサインが点灯されたら、外側のカバーを外してフィルターを引き出し、掃除機で吸うだけです。フィルターの状態はモニタリングされており、交換のタイミングになるとディスプレーにサインでお知らせしてくれます。
もうひとつ気になるのが、電気代。消費電力量は「2000i series」が46W、「1000i series」が27W、「800i series」が20Wとなっています。24時間稼働したときの電気料金を新電力料金の目安単価となる1kWh=27円で計算すると、「2000i series」で約29.8円、「800i series」なら12.96円。浄化能力が高いにもかかわらず、優れた省エネ性能となっています。
ちなみに操作は本体ディスプレイだけでなく、フィリップスの「Clean Home+」アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットでも可能。外出中でも空気の質が確認でき、異常があった場合はすぐにアプリへアラートが届くようになっています。
藤原「フィルターの手入れは本当に楽そうですね。着脱も手軽。私は掃除道具の手入れに手間をかけるのが嫌いなので、この構造はうれしい。在宅時間の長さや暮らす人の数、喫煙するかしないかなど、環境によってフィルターの汚れ方は変わるので、汚れ具合や交換時期を教えてくれるのも安心できます。
清潔感がある白いラウンドフォルムもイイ感じ。メカメカしくないので、家の中に置いておくのに違和感のないデザインだと思います」
「パーフェクトエアクリーン」な空気清浄機をチェック >>
パーフェクトエアクリーンな新“浄”識! 『Philips Air Purifier』
取材の終盤で、藤原さんから投げ掛けられたのは「ところでこれ、おいくらなんですか?」という質問。これだけ高性能なら価格もそれなりに……と思いがちですが、実はこちら、価格帯は1万9800円〜3万4800円(税込)とかなりの高コスパな設定なんです。そう聞いて「空気清浄機を買い替えるときはコレにする!」と即答した藤原さんでした。
藤原「予算を低めに設定していて、加湿などの機能を求めない人や、部屋の空気を比較的短時間できれいにしたい人、日々の掃除を減らしたい人など、さまざまな要望に応えられる空気清浄機だと思います。センサーやアプリといったテクノロジーの面ではアップトゥデイトされているのに、人の手が必要なお手入れなどのアナログ面は実にシンプル。絶妙なバランスの空気清浄機だと思います」
“パーフェクトエアクリーン”を謳い文句にして初上陸を遂げた『Philips Air Purifier』。その実力を、そして完璧に浄化された空気を、皆さんもぜひ体感してみてください。