歴25年以上のドッグジャーナリスト・ライターが解説! ノミ・マダニ駆除薬の重要性と選び方

姿形は小さくても、犬に大きな影響を及ぼすのがノミ・マダニ。一度、寄生すると爆発的に増え、健康に対してさまざまなリスクを高めると言われています。そこで、ノミ・マダニ駆除薬の重要性と選び方を、All About『犬』ガイドの大塚さんに教えてもらいました。

提供:MSDアニマルヘルス株式会社

お話をうかがった方

大塚 良重

All About『犬』ガイド:大塚 良重

犬専門ライター歴25年以上。1頭の犬との出会いが人生を変える。愛犬への感謝を胸に、ライターへと転身した後、犬専門月刊誌や新聞での連載、書籍、一般雑誌、webなどで記事を執筆。特に犬の介護、シニア犬、ペットロスはライフワークテーマで、「犬と人との関係」に最もアンテナが動く。信条は、“犬こそソウルメイト”。

犬との生活の中で、ノミやマダニはどのくらい危険? 

ノミやマダニは危険な生物……。なんとなくそう知ってはいますが、具体的にどの程度のリスクをもたらすのでしょうか?

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今回、お話をうかがったのは、犬猫譲渡団体『With Vets』が運営するさいたま市のドッグカフェ。

まず、ノミに寄生されると皮膚がかゆくなり、それが続くと犬にストレスがかかるもの。さらに、犬がかきこわしてしまうことで肌があれ、細菌に感染しやすくなります。場合によっては、ノミアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまうことも。また、大量のノミに吸血されると貧血を起こすこともあるので、特に子犬の場合は注意が必要です。

さらに深刻な問題は、さまざまな病気をもたらしかねないということ。たとえばノミなら、瓜実条虫などの病気を媒介するので、犬が感染するリスクがあります。

また、マダニの場合、犬では貧血を引き起こすバベシア症のほか、人も感染するライム病や日本紅斑熱、Q熱などの病気を運ぶことも。2013年に、国内では人で初めて感染が確認され、その後、死亡例も報告されている重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にかかる可能性も高まるなど、命に関わるケースも少なくありません。

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『With Vets』スタッフと語る大塚さん。安心したようにくつろぐ保護犬たちも印象的です。

こうした怖い状況に陥らないために必要なのが、ノミ・マダニ駆除薬。投与することでノミやマダニから身を守り、寄生されたとしても駆除する働きをもった薬です。

大塚さん(以下敬称略)「ノミやマダニは、草むらなどに多く潜んでいます。アウトドアへ出掛けるときはもちろんですが、都会でも公園などでは注意したいですね。いろいろなリスクから愛犬を守ってあげるためにも、薬などで対策するに越したことはないでしょう」

ノミ・マダニ駆除薬の働きをもっと詳しく >>

ホームセンター、動物病院 etc.ノミ・マダニ駆除薬はどこで購入されているの?

ノミやマダニは、季節を問わず生息しています。そのため、活動が活発になる時期に限らず、一年中取り入れたいノミ・マダニ駆除薬ですが、その種類はさまざま。

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大塚「ホームセンターやペットショップで販売される製品の多くは動物用医薬部外品で、病院で処方される動物用医薬品に比べると効果が穏やかだと言われています。また、お店によってはスタッフの商品知識が浅く、詳しい説明ができない可能性も考えられるもの。よくわからないまま、愛犬に薬を与えるのは不安ですよね。

せっかくお金を払って対策をするなら、しっかりとした知識のある動物病院で相談しながら選ぶ方が良いのではないでしょうか。最近はそれぞれの犬に合うものを選べるよう、複数の駆除薬を扱っている動物病院もあります」

持病があったり、食べ物の好みがあったりと、犬にはそれぞれ個性があるものです。だからこそ、正しい知識をもった方に相談し、愛犬に合わせて選べば安心できるのではないでしょうか。

動物病院で扱っているノミ・マダニ駆除薬 >>

いろんなタイプがあるけど、どのように選んでいるの?

ノミ・マダニ駆除薬を選ぶ際は、どんなタイプにするかも迷うもの。液状の薬を体に滴下するスポットタイプ、錠剤のチュアブルタイプなどがあるので、それぞれの特徴を知っておくと選びやすいですね。

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大塚「首の後ろに滴下するスポットタイプは、手軽に投与できるのがポイント。自然が多い地域に住んでいる、あるいは旅行やアウトドアに出掛けることが多い方に向いています。ただし、薬が乾くまで待たなければいけないので、多頭飼育の場合は他の犬と離しておくなどの配慮をした方が良いのでは。また、薬の付着を気にする犬だと、体を家具などにこすりつけてしまうこともあるので注意しましょう」

では、チュアブルタイプにはどのような特徴があるのでしょうか?

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『With Vets』ではプードルやチワワなどの小型犬が元気に暮らしており、毎月5頭ほどが譲渡されているそうです。

大塚「気軽に食べられるチュアブルタイプは、乾くのを待つ必要がないのがメリット。薬が体に付着していることを気にする犬や、短毛犬、肌に薬をつけたくない場合などにおすすめです。また、食べ物を与える行為は犬とのコミュニケーションにつながるので、それを通じて対策ができる点も良いのでは。ただし、食の好みがある犬や、慣れないものは口にしない犬だと食べてくれない場合もあります」

こうした特徴も考慮しながら、わが家の愛犬に合ったお薬を探してみてはいかがでしょうか?

手軽に投与できるのはどのタイプ? >>

3か月に1回のノミ・マダニ駆除薬『ブラベクト®』で、愛犬との暮らしにさらなる安心を

さまざまな種類があるというノミ・マダニ駆除薬の中で、今回、注目したのは『ブラベクト®』。美味しく嗜好性の高いチュアブルタイプの『ブラベクト®』と、ストレスフリーなスポットタイプの『ブラベクト®スポット犬用』が用意されており、どちらも投与初日から効果を発揮する駆除薬です。ノミは寄生してからたったの24〜48時間後には産卵を始めるので、効果が早いタイプなら被害が大きくなる前に抑えられます。

また、効果が長持ちするのも特徴。『ブラベクト®錠』は3か月、『ブラベクト®スポット犬用』は最大4か月も効果が持続するため、投与頻度を抑えることもできます。

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『ブラベクト®』ノミ・マダニ駆除薬のラインナップ。左/チュアブルタイプの『ブラベクト®錠』 右/スポットタイプの『ブラベクト®スポット犬用』

大塚「早く効果が出るということは、犬との暮らしの中での安心につながりますよね。また、投与頻度が減れば時間や手間の面で負担が少なくなるので、犬にとっても飼い主にとってもメリットがあるのではないでしょうか」

このほか『ブラベクト®』では、投薬日を通知する独自のサービスも実施しています。こちらは、公式サイトやLINEの公式アカウントで投薬日を登録すると、次回のタイミングをお知らせしてくれるというもの。「これなら、投薬した日を記録しておくのが苦手な人にもおすすめですね」と言って、大塚さんは続けます。

大塚「ノミ・マダニ駆除薬を使いたいというときに『ブラベクト®』は選択肢のひとつになると言えます。 “薬を与えるときは、安全性が最も気になる” という飼い主さんも多いですので、成分についてなども動物病院で説明を受け、納得したうえで選べばより安心できるのではないでしょうか」

『ブラベクト®』公式サイト >>

猫用もチェック! >>

■今だけのうれしいキャンペーンも実施中!

『ブラベクト®』では現在、ふたつのキャンペーンを実施しています。

ひとつめは『つづけて&まもって HAPPYキャンペーン』。『ブラベクト®』を3か月ごとに投薬して応募すると、抽選で毎月50名に素敵な犬関連グッズが当たります。応募チャンスは2022年3月から2023年2月まで、季節ごとに年4回。Wチャンスとして人気のクリーナーが用意されているのも見逃せません。 詳細はこちら >>

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ふたつめにご紹介するのは『3か月アラートキャンペーン』です。こちらは『ブラベクト®』の公式LINEから『投薬日お知らせサービス』に登録した人を対象に、毎月抽選で50名、合計250名に人気のペットグッズが当たるというもの。開催期間は2022年7月までです。どちらも奮ってご応募を! 詳細はこちら >>

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