この冬、「マックでおもちゃリサイクル」を大活用。親子で”おもちゃカオス”を卒業しながら、地球環境について考えよう!
大掃除の季節は、増え続ける子供のおもちゃを整理するチャンス。でも、勝手に処分したり、何よりも「捨てる」ことに罪悪感があって、なかなか気の進まないパパママも多いのでは。自身も三女のママであるAll About「家事・掃除・子育て」ガイド・藤原千秋さんに、遊ばなくなったおもちゃとのスマートなお別れ術をうかがいました。
提供:日本マクドナルド株式会社
お話をうかがった方

大手住宅メーカー営業職を経て主に住まい、暮らしまわりの記事を専門に執筆し19年目。現在はライティングの傍ら監修、企画、広告、アドバイザリー等の業務に携わる。プライベートでは三女の母。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など著監修書、マスコミ出演多数。
大掃除で、遊ばなくなったおもちゃとお別れするときの”黄金ルール”とは?

今年も大掃除の季節がやってきました。家の中ですごす時間が増えたこの1年、必然的に物が増えた……というご家庭も多いはず。この機会に、いつの間にか増えている子供のおもちゃをスッキリと整理しませんか。
でも、大小さまざま、大人には他愛のないものに見えてもそれぞれに”子供たちにとっての思い出”が詰まっていて、「扱いに困っている」「こっそり処分した」なんて経験がある方も多いのでは。自身も3人の女の子のお母さんである掃除のエキスパート・藤原千秋さんに、おもちゃ整理のコツを聞いてみました。
藤原さん(以下敬称略)「掃除ガイドとして長年活動していますが、実は私自身、3人目の娘が生まれてからは人を家に入れられないと思うくらい、家中がモノで溢れるカオス状態だったんです」
お仕事のための資料や掃除グッズ、娘さん3人分のおもちゃや本だけでなく、多趣味な藤原さんご本人にも大量のコレクションがあったとのこと。「私を筆頭に家族の興味関心の分だけものは増えていって、まったく片付かない状態でした」。
ところが、その”無法地帯”を整理すべく、ある年の大掃除で整理整頓の陣頭指揮を執ってくれたのが旦那さん。
藤原「子供たちに何を残すかを聞きながら整理してくれて、それでわかったことがありました。母親の私が残したいおもちゃと子供が残したいものは別物だったんです」
藤原さんが子供に持たせたいと思って買い与えた高価な無垢の木製玩具などは、お子さんの発育段階にはもう必要がないと冷静に判断し、お別れしたのだそう。
藤原「おもちゃは子供のもの。親の趣味やインテリアにそぐわなくても、おもちゃと子供が仲良しであるのなら、親の勝手で捨てるのは心を損なうことです。本人が大事なものだって言うなら、それは親とはいえアンタッチャブル。子供目線で整理するというのが、おもちゃとお別れする時の“黄金ルール”なのです」
棚や引き出し、コンテナの中を見直すべき理由があるんです

子供たちにとって大事なものを残してあげたい。では、そうやって選別したおもちゃをどうやって整頓すればいいのでしょうか。藤原さんは「定期的に確認のサイクルを回すこと」を勧めます。
藤原「我が家では、家族それぞれの必需品やコレクション、おもちゃをコンテナに入れて整理していますが、そのおもちゃが今年”大事なもの”であっても来年もそうとは限らないのが子供です。その中を半年に1回を目安に、確認するといいですよ。その際、一軍のおもちゃは、すぐ遊べるよう、常に目に見えるところに。何でも見えなくして生活感を隠すようなインテリアもありますが、雑多な情報に囲まれている方が脳が育つという説もあります」
一方で、子供本人が存在すら忘れてしまい、触っていないようなおもちゃには注意すべきと、藤原さんは指摘します。
藤原「おもちゃがちゃんと頻繁に使われて”稼働”しているならいいのですが、しまい切って忘れ去られているものは菌やカビ、ダニの温床になりがち。臭いやベタベタが、その症状です。使われているおもちゃの方が衛生的なんですよ」
一見、きれいに整頓していることで安心してしまいがちですが、しまっているうちに水分量が多い小麦粘土などはカビが生えたり、プラスチック製のおもちゃは紫外線や手垢に含まれる油脂で劣化したりするのだそう。
藤原「片付いていることだけで満足してしまうのは人の心理。誰しも無尽蔵の収納スペースがあるわけではないですから、衛生面でも、収納の面でも、いま片付いているように見えるコンテナなどの中を見直してみましょう。そこで”死蔵”しているものは、今の子供が必要としていないもの。処分していいという目安です」
本当にその通り。でも、いざモノを”処分”するとなると、ちょっと胸が痛んだりすることも。そんな罪悪感のような気持ちはどうしたらいいのでしょう?
マクドナルドでおもちゃを回収、リサイクルするプロジェクト!

おもちゃを手放すときの”何ともいえない不快感や罪悪感”、そんな気持ちを軽くするひとつの答えが、実はマクドナルドにあるそうです。ハッピーセットに付いてくるおもちゃを回収してリサイクルする「マックでおもちゃリサイクル」というプロジェクトで、この冬も実施中(2021年1月21日まで)!
ハッピーセットといえば、みんなが大好きなおもちゃをもらえる人気商品。そのハッピーセットの遊ばなくなったおもちゃを全国のマクドナルド店頭で回収し、プラスチックを再加工することで、店舗で使用するみどりのトレイなどに生まれ変わらせる、というプロジェクトなのです。
藤原「モノを捨てるのは悪いことなのではないか……という罪悪感は、誰しも持っているものです。でもマクドナルドのおもちゃリサイクルプロジェクトは、捨てるのではなくて新しいものにするのを助ける活動。みどりのトレイに生まれ変わるんだ、と子供が目で見て知ることができるのもいいですね。自宅の燃えるゴミで捨ててしまうのとは違います」
また、定期的に開催されているので、継続して参加できるのも大助かり。2021年の春も実施予定だから、今回は「お別れしない」と決めたおもちゃでも、やっぱり遊ばずに”死蔵”された状態になっていれば、次回のリサイクルへ持っていけますね。
藤原「自分が必要としなくなったモノが資源として再び利用されるというのがリサイクルの発想ですが、それは捨てることの罪悪感だけではなく”新しいものに心移りすることの罪悪感”も救えるんですよね。だから子供たちの興味関心を阻まないで済むんです」
店頭でおもちゃとバイバイしたら、シールを貼りながら、楽しく「マックでおもちゃリサイクル」を学べる「チャレンジブック」がもらえます(※なくなり次第終了)。また、WEBではおもちゃのリサイクルが楽しく学べるものがたり『ミドリちゃんとほしくん』を公開中。
藤原「プラスチックの再生について説明するのは親にとっても大変ですし、リサイクルを説明しても、すぐに理解できる小さな子はなかなか少ないでしょう。それがストーリーになっていて、親子で読んで学べるなんて、最高じゃないかな」
「持続可能な社会」を考える種をまこう

私たち人間が暮らすには、2030年にはなんと地球2個分の資源が必要と言われているのをご存知でしょうか。「マックでおもちゃリサイクル」は、そんな限りある資源を少しでも循環させ、持続可能な社会を目指す、子供たちの未来のための活動でもあります。
藤原「リサイクルするおもちゃを子供と一緒に選別することで、親子の会話が生まれるのも素敵なことです。その話で言えば、基本的に子供はお手伝いが好きですから、普段のゴミの分別とゴミ捨てを子供にしてもらうのも効果的。リサイクルをするためにゴミを分けるのだとわかる子なら、”循環”の意味を理解できます。お手伝い経験の延長線上にリサイクルがあると、子供の視野も広がりますね」
子供たちの健やかな成長は、パパ・ママの一番の願い。日々忙しく、本当は地球のことだって考えたいのに、なかなか環境意識を強く持てないというパパ・ママにとっても、ちょうどよい機会かもしれません。
この冬の大掃除シーズンは、子供に寄り添ったおもちゃ整理に挑戦するとともに、ぜひ親子で身近なリサイクルも体験し、良い習慣づくりのきっかけにしてはいかがでしょうか。
※「マックでおもちゃリサイクル」はハッピーセットのおもちゃを対象に回収しています。
※一部回収期間が異なる店舗があります。