専門医が解説! 今日から実践したい、免疫力アップにつながる入浴術

寒さが増してくると、体調を崩しやすくなるもの。この季節は、いつも以上に体調管理には気を遣うという声もよく聞かれます。そんな方にオススメしたいのが、免疫力アップに役立つお風呂の入り方。具体的な方法を、医師/All About『お風呂・温泉の医学』ガイドの早坂先生に聞きました。

提供:ジョンソン株式会社

お話をうかがった方

早坂 信哉

医師/All About『お風呂・温泉の医学』ガイド:早坂 信哉

20年にわたり、3万人以上の入浴を調査する温泉療法専門医。1993年、自治医科大学医学部卒業後、地域医療に従事。その後、浜松医科大学准教授、大東文化大学教授などを経て2015年、東京都市大学人間科学部教授に就任。医学分野における研究結果などをもとに、正しい情報を分かりやすく発信している。

冬に体調を崩しやすいのはなぜ? 原因&対策を聞きました

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風邪を引くなど、何かと体調を崩しやすくなる冬。早坂先生によると、この大きな要因は温度と湿度が低いことにあるそうです。

早坂先生(以下敬称略)「温度と湿度が低いと、ウイルスが長生きしやすいもの。また、寒くて体温が下がると免疫物質を作る能力が落ちますし、湿度が低いと鼻の中で異物を排出する線毛(せんもう)細胞の働きも鈍くなります。いわゆる免疫力が低下した状態ですね。このほか、寒いからと換気する回数が減り、ウイルスが室内に留まりやすくなるといった事情もあります」

つまり、冬の体調不良を予防したいなら、家の中の温度&湿度の管理、こまめな換気に加え、免疫力を低下させないようにする必要もあるということ。具体的には「バランスの良い食事と十分な睡眠、適度な運動を意識した、健康的な生活を送ると良い」そうです。

さらに「実は、入浴が免疫力を上げる助けとなることもわかっています」と早坂先生。毎日のお風呂に一体、どんな秘密があるのでしょうか?

免疫力アップなどうれしい効果アリ! 入浴が体にいい理由

お風呂に入ると免疫力アップにつながる理由のひとつは、体温が上がることにあるそうです。

早坂「体が温まることで、一時的でも免疫物質を作られやすくなるという研究結果はいくつか報告されています。たとえば、40℃〜41℃のお湯で10分間の全身浴を行ったところ、免疫細胞や唾液中の抗体が増えたという実験データもありますね。

血管が広がり、血流が良くなることも理由のひとつ。血流が良いと免疫細胞を全身に効率良く巡らせることができるためです。また、湯気を吸い込むことで、線毛細胞の働きも良くなります」

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こうした免疫に関すること以外にも、入浴が健康に及ぼす影響はさまざま。

早坂「入浴は、健康寿命と関わりがあることを示す研究結果もあります。たとえば、40〜59歳の男女約3万人をおよそ20年にわたって追跡調査した大阪大学からは、脳卒中や心筋梗塞のリスクが3割前後減少するという研究結果が2020年に報告されています。この数字は結構大きいですよね。入浴以外の要因もあるとはいえ、湯船に浸かるだけでも大いにメリットがあると言えるでしょう」

免疫力向上につながる、体にいい入浴法と注意点

健康と大きく関わるという入浴ですが、早坂先生によると「40℃のお湯に10分~15分、肩まで浸かる」のがコツだとか。

早坂「この入浴法は体温が0.5℃~1℃上昇し、免疫力の向上血流の改善に役立ちます。お湯の温度が熱すぎたり、時間が長すぎたりすると、のぼせる心配があるので避けましょう」

せっかく実践するなら、清潔な湯船に浸かってリラックスしたいもの。そのためには浴槽の掃除が必須ですが、意外に盲点となるのが風呂釜配管の汚れです。実は、衛生微生物研究センターが風呂釜配管の水を採取して調査*したところ、なんと1mlの中から最大280万個もの雑菌が検出されたのだとか。

*2019-475_生菌数(細菌)測定試験、同定試験/衛生微生物研究センター

早坂「ある研究では、公共トイレの洋式便座には50cm2あたり最大1400個の雑菌が検出されたと報告されています。衛生微生物研究センターの検査方法とは異なるとはいえ、雑菌数は桁違い。風呂釜配管の中が、雑菌にとっていかに繁殖しやすい環境なのかがわかりますね。

雑菌だらけの風呂釜配管、掃除するなら >>

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風呂釜配管内の水は1滴残らずなくすことはできないので、常に水があります。さらに、温度が比較的高く、人の皮脂などの汚れを含んでいてエサになるのだから、増えて当然。水道水に含まれる塩素も人が入浴すれば中和されるので、雑菌の増殖を止めることはできないですね」

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このほか、最近多い1つ穴式の浴槽は給湯器が離れた場所にあるため、追いだき配管が長くなるのも雑菌がたまりやすい一因。

早坂「繁殖した雑菌は次回、浴槽にお湯を張るときに給湯口から出てくるので、雑菌だらけのお湯に浸かることになる可能性があります。健康な人ならそれほど問題ないですが、肌が荒れている人は悪化する可能性もゼロではありません。お湯が飛沫となって体内に入り込めば、高齢者など体力が落ちている人は健康への影響があることも。滅多に聞かない事例ですが、まったくないわけではないので気を付けましょう」

お風呂のお湯を清潔に保つには >>

月イチお掃除習慣で、風呂釜配管をしっかり除菌

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風呂釜配管内の雑菌*を何とかしてキレイにしたい!という願いに応えてくれるのが、「スクラビングバブル ジャバです。こちらは、追いだき配管の汚れを落とし、除菌もできる洗浄剤。水に入れると強力に発泡する “アクティブ発泡パワー” により汚れを落とします。そして、なんと99%の除菌が可能。

また、入浴剤を入れていなければ、残り湯を使って掃除することもできます。この手軽さで、洗いにくい風呂釜配管の中を除菌できて、キレイなお湯に浸かれるのは嬉しいですね。体にいい入浴法を実践しても、お湯が汚いとリスクがある場合があるので、せっかくなら清潔な湯船に入りたいものです。

温泉や銭湯などと違って、自宅のお風呂は自分で掃除しなければならないので、風呂釜配管の除菌まで行う習慣をつけることが大切。とはいえ、配管掃除をするとなると、特別な掃除道具が必要だったり、手間がかかるのではと思いますよね。

そんな時には「スクラビングバブル ジャバ」を使えば、下の動画のように思った以上の手軽さで風呂釜配管掃除が可能。使用頻度は1か月に1回が推奨されているので、毎月26日の「フロの日」に使うようにすると忘れにくくてオススメです。

風呂釜配管の中も細菌も私たちの目には見えないため、つい意識から外してしまいがち。でも、お風呂を使う限り、汚れや雑菌はどんどん増えていってしまいます。だからこそ、月イチの習慣にしたい『スクラビングバブル ジャバ』。今月から早速、使ってみてはいかがでしょうか?

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*大腸菌群、ブドウ球菌