今、注目度上昇中! あの “スーパー健康キノコ” をご存知ですか?

体に良い食品のひとつに挙げられるのが、キノコ。最近では “菌活” という言葉が定着してきたこともあり、積極的に食べている方は多いことでしょう。では、中でも最近、特に注目されている品種があるのはご存知でしたか? そんな “スーパー健康キノコ” の魅力を、All About『食と健康』ガイドの南さんに伺いました。

提供:株式会社シマヤ

お話をうかがった方

南 恵子

All About『食と健康』ガイド:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、エコ・クッキングナビゲーター、日本茶インストラクターなどの資格を保有。現在は食と健康アドバイザーとして、健康と社会に配慮した食生活の提案、レシピ提供、執筆、講演などを中心に活動している。

おいしくて栄養成分も豊富! 秋の味覚、キノコの魅力

おいしくて体に良いキノコは、秋の味覚の代表格。調理しやすいこともあり、日々の食卓に欠かしたくない食品のひとつです。もちろん、ガイドの南さんも、「うまみがあるので大好き」なのだとか。

キノコの炊き込みごはん

南さん(以下敬称略)「汁物、炒め物、煮物、炊き込みご飯などによく入れますね。キノコが安くたくさん手に入ったときは、オリーブオイルとニンニクで炒めてペーストにし、肉や魚料理のソースにしたり、バゲットなどに塗ったりするほか、煮込み料理のうまみ調味料として使ったりしています」

このおいしさの要となるのが、キノコに含まれるうまみ成分。

「食品のうまみ成分としては、昆布やトマトに多く含まれる “グルタミン酸”、鰹節や肉、魚などの動物性食品に多く含まれる “イノシン酸” がよく知られています。もうひとつ、“グアニル酸” といううまみ成分もありますが、これはキノコ類やのり、ドライトマトなど、かなり限定された食品にしか含まれていません。うまみ成分は異なるものが組み合わさることにより、相乗効果で何倍もおいしくなると考えられています。品種によって含有量は異なりますが、これら3つのうまみ成分が含まれることがキノコのおいしさの秘密。古くから、精進料理のような動物性食品を使わない食事には、だしを効かせるとともに、キノコもうまく使われているんですよ」

もちろん、体に良い栄養成分も豊富です。

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「種類にもよりますが、一般的にキノコには、ビタミンB1やB2などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、三大栄養素の糖質、タンパク質、脂質をエネルギーに代謝する上で必要不可欠な成分。エネルギーを補給して疲労を回復したり、新陳代謝を促して肌荒れを予防したりといったことに役立ちます」

さらに、「食物繊維が豊富なことも特長」と続ける南さん。

「食物繊維は体の老廃物をからめとって排出したり、腸内で善玉菌の餌となって腸内環境を整えたりします。腸内環境が整うと、多くの女性の悩みでもある便秘を予防改善する上に、腸には多くの免疫細胞が集まっていることから免疫力を発揮できる体づくりにも役立つもの。また、キノコの中には、食物繊維の仲間である多糖類 “β-D-グルカン” が豊富な品種があります。β-D-グルカンはさまざまな研究でも、体の免疫力の向上に役立つという報告が出ている成分。こうした点にも注目しながら、発酵食品やキノコなどの菌類を意識して摂取する “菌活” を行い、日々の健康づくりに役立てましょう」

キノコの中でも今、注目されている “たもぎ茸” って?

うまみ成分と栄養成分が豊富なキノコの中でも、最近、特に注目されている品種があります。それが “たもぎ茸”。美しい黄色が印象的なヒラタケ科のキノコで、北海道や東北地方で自生しています。「たもぎ茸」で検索するとさまざまな記事がズラリと並ぶので、その注目度の高さが伺えることでしょう。

たもぎ茸

おいしさにも定評があり、うまみ成分のひとつであるグアニル酸の量はブナシメジの約2倍、 シイタケの約1.5倍と、まさにだしの王様! さらに、先ほど南さんのお話にもあった(1→3)-β-D-グルカンのほか、アミノ酸の一種である “エルゴチオネイン”など、健康維持に役立つ成分も豊富です。

「グアニル酸の風味が強いしいたけと比べ、たもぎ茸にはうま味成分がバランスよく含まれるため、上品な味わいだと思います。しいたけが苦手という方にもオススメ。おいしく食べながら、(1→3)-β-D-グルカンやアミノ酸の一種であるエルゴチオネイン、ビタミンB群を摂取できる優秀食品ですね」

では、このたもぎ茸はどのように調理すれば良いでしょうか?

「いろいろなお料理においしさを加えることができますが、うまみや水溶性の栄養成分をムダなく摂取するためにも、汁物や炊き込みご飯などが良いのではないかと思います。我が家では、一汁三菜のお献立が中心で、年齢とともに脂肪などの取りすぎは控えめにしています。脂肪や肉類を適量にしつつ、おいしい料理をつくるためにキノコをよく使っていますので、たもぎ茸は今後も注目の食材ですね」

化学調味料無添加! たもぎたけエキスを使った初の加工食品が登場

南さんのお話を聞くにつれ、ぜひとも味わってみたくなるたもぎ茸ですが、ここでさらに注目を集めそうな話題が飛び込んできました! それは、たもぎたけエキスを使った初めての加工食品『たもぎたけ雑炊』が登場したことです。エキスに使われているのは、北海道産のたもぎ茸。化学調味料は無添加で、国内産米100%と、健康志向の方にもオススメしたいひと品です。レトルトタイプなので、手軽に食べられるのもポイント。

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「レトルトだと、忙しいときの一品として活用しやすいですね。特に働き盛りの方は、仕事から帰って食事の支度をすることが多く、できるだけ手を省きたい気持ちもありますから。さまざまな栄養成分を含む上に、雑炊は低カロリーなので、ダイエット中の方にも良いでしょう。実際にいただきましたが、塩分は強くなく、うまみが効いた上品な味わいに仕上がっていると思います」

体調が優れないときや二日酔いの朝など、食欲がないときでも食べやすいのも、雑炊ならでは。夜食にもオススメです。

「日持ちするので、非常食のローリングストックとして常備するのもオススメです。災害時に食べられるおむすびやおかゆ、麺類などでは、どうしてもビタミンなどが不足するもの。ストレスや寒さなどから免疫力が低下し、インフルエンザが流行ったりもしますから、非常食で(1→3)-β-D-グルカンやビタミンB群、エルゴチオネインを摂取できるのはメリットだと思います」

『たもぎたけ雑炊』の味わいをもっと詳しく >>

未来を考えた食生活をサポート! ふたつの味わいが楽しめる『たもぎたけ雑炊』

たもぎたけ雑炊』をリリースしたのは、だしの素やレトルト雑炊などを手掛けるシマヤ。「未来のために今の食生活の中でお役に立ちたい」という想いから、たもぎたけエキスを使った新ブランド『未来ささえる食生活』シリーズを誕生させました。

このシリーズ第1弾となるのが、今回、ご紹介した『たもぎたけ雑炊』です。ラインナップは、カツオ節と昆布の風味を加えた『かつおだし仕立て』、チキンと野菜類のだし風味を加えた『鶏と野菜だし仕立て』の2種類。前者にはふんわりした溶き卵が、後者には刻み玉ねぎが入っており、どちらもたもぎ茸のうまみが合わさった深みのある味わいです。注目のたもぎ茸が気になるなら、こちらの『たもぎたけ雑炊』もぜひお試しください。

10月31日まで!『たもぎたけ雑炊』プレゼントキャンペーン >>
『たもぎたけ雑炊』公式サイト >>

たもぎたけ雑炊

左/たもぎたけ雑炊 かつおだし仕立て 右/たもぎたけ雑炊 鶏と野菜だし仕立て
250g入り。標準小売価格280円(税別)