シンプルななかにもこだわりが。暮らしを豊かにするモノ選び

モノや情報が溢れる今、本当の豊かさを求めて「シンプルな暮らし」を楽しむ人が増えています。無駄を削ぎ落としたシンプルライフを快適なものにするには、“本当に良いもの”を見極める目が必要です。All About「シンプルライフ」ガイド金子由紀子さんに、暮らしを豊かにするモノ選びのヒントを伺いました。

提供:株式会社ちふれ化粧品

お話をうかがった方

金子 由紀子

All About「シンプルライフ」ガイド:金子 由紀子

子供の頃より「シンプル」「ミニマム」に関心を抱く。学生時代より10年間の一人暮らし賃貸住まい時代に、少ないモノで楽しく暮らすノウハウを模索。出版社にて書籍編集に携わったのちフリーランスに。結婚後二児を得て、新たなシンプルライフの構築にいそしむ日々。

今、「シンプルライフ」を選ぶ人が増えている理由

欲しいものが何でも手に入り、モノや情報で溢れかえっている今、あえて少ないモノで豊かに暮らす「シンプルライフ」を選ぶ人たちが増えています。一体なぜなのでしょう?

金子由紀子さん(以下、敬称略)「インターネットやSNSが当たり前のものとなった今は、多くのモノや情報で溢れかえっていますよね。そんな世の中だからこそ、家の中ぐらいは無駄を削ぎ落としたシンプルな空間にして、ほっと心を落ち着けたいのではないでしょうか」

そう教えてくれたのは、「シンプルライフ」ガイドの金子さん。たしかに、家の中が散らかっていたり、見た目に統一感がなかったりすると、なんとなくソワソワとして居心地良く感じられないもの。きちんと整理整頓されたスッキリとした空間に身を置くだけで、頭の中から雑念が消え、心から安らぐことができるそう。

金子「現代人がシンプルライフを求めるのは、“できるだけ穏やかでいたい、心地よく暮らしたい”、そんな気持ちの現れなのではないでしょうか」

笑顔の女性

心も豊かになる、モノ選びのコツ

シンプルな暮らしに憧れはありつつも、慣れないうちはどこから手をつけていいのかわからないもの。何を手放し、何を身の回りに置くべきなのか? その見極め方のコツを伺いました。

金子「何でもかんでも捨てれば良いわけではなく、たとえ役に立たないものであっても、自分が心から好きなものや美しいと思うものは置いておいてもいいんです。でも、役に立ちもしないうえに美しくもないものは、無駄でしかありません。まずは、こういうものから手放していくところから始めてみましょう」

そこで、金子さんにシンプルライフの始め方のコツを3つ教えていただきました。

  1. 同じモノがたくさんある場合は、使用頻度の高い1~2個だけ残してあとは処分する
  2. お部屋の中にいろんな色があるとストレスになるため、1~2色に決める
  3. 床にモノを置かない


これらのちょっとしたことを工夫するだけでも、お部屋の中はすっきり見えてくつろげますし高級感が生まれます。

毎日続けるスキンケアも、シンプルで心地良く

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シンプルライフのコツがわかったら、今度は暮らしを豊かにするモノ選び。では実際に、何を基準にして選ぶべき? シンプルライフを充実させる“本当に良いモノ”とは?

金子「身の回りに残しておきたいのは、丈夫で色や形がシンプルなもの。これは毎日使うスキンケアにもいえることで、中身にこだわりつつもインテリアの邪魔にならないシンプルで洗練された佇まいのものが良いですね。また、特定の場所にいかなければ手に入らなかったり、あまりに高価で惜しみなく使えなかったりするとストレスになってしまうので、どこでも手に入りやすく、続けやすい価格であることも、シンプルな暮らしにすんなりなじみ、毎日を楽しく快適にしてくれますよ」

シンプルなスキンケアの「ちふれ」

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1968年、ちふれ化粧品が誕生したときの商品

毎日のスキンケアも、ずっと使い続けたくなる“お気に入り”を選びたいもの。今年でブランド誕生50周年を迎えた「ちふれ」は、肌に必要なうるおいにこだわり、続けやすい価格の商品を届けてきたブランドです。

日本では化粧品が“贅沢品”とされていた時代に、欧米では1ドルでも買えることに衝撃を受け、「誰もが安心して使え、手に入れやすい価格の化粧品」の開発に着手したことから始まりました(写真)。一生大切にしたい肌だからこそ、毎日つきあえる品質と価格にこだわっています。

時代は変わっても、この想いを変わらず持ち続けてきた根底には、「ちふれの約束」がありました。

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1.品質にこだわり、お求めやすい価格であること

パッケージはシンプルにし、できるだけ形状も統一。流通経路の単純化や包装の簡素化、適切な広告活動によってコストを抑えることで、高品質・適正価格を実現しています。

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2.スキンケアは無香料・無着色であること

肌にとって必要な成分を、必要な量で配合することも、成分への関心が薄かった発売当時から、ちふれがこだわり続けてきたポリシーです。素肌に触れるものだからこそ、余計なものを省いた、シンプルなスキンケアをお届けしています。

3.全成分・分量・配合目的を公開すること

国の法令によって全成分表示が義務づけられる30年以上も前から、商品の全成分と分量をすべて公開してきました。今では成分だけでなく、なぜその成分がはいっているのか、その配合目的まできちんとお伝えしています。

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4.製造年月をすべての容器に表示すること

商品に記載されている5桁の数字は、商品がいつ製造されたかを示したもの。いつでも納得して選んでいただきたいという想いが込められています。

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5.環境問題に配慮すること

限りある資源を大切にしながら、中身の品質と価格は維持したい。そんな想いから、業界に先駆けた「詰め替える」という発想が生まれました。当時の想いは今もしっかりと受け継がれ、スキンケアからメイク、ヘアケアまで幅広く詰替用を展開しています。

良いモノを毎日続けたい「ちふれ ベーシックシリーズ」

ちふれ 化粧水 とてもしっとりタイプ 180ml 560円/詰替用 150ml 460円、ちふれ 化粧水 しっとりタイプ 180ml 550円/詰替用 150ml 450円、ちふれ 美容液 ノンアルコールタイプ 45ml 600円/詰替用 45ml 500円

ちふれのベーシックシリーズを代表する、化粧水と美容液。左から ちふれ 化粧水 とてもしっとりタイプ 180mL 560円(税抜)/詰替用 150mL 460円(税抜)、ちふれ 化粧水 しっとりタイプ 180mL 550円(税抜)/詰替用 150mL 450円(税抜)、ちふれ 美容液 ノンアルコールタイプ 45mL 600円(税抜)/詰替用 45mL 500円(税抜)

50年間、女性たちの人生に寄り添い続けてきた「ちふれ」。今ではスキンケアからボディケア、メイクアップアイテムまで揃います。ちふれのベーシックシリーズのスキンケアは、化粧水→美容液→乳液またはクリームの3ステップ。その中でも特におすすめなのがこちらの3品です。

スキンケアは毎日の積み重ね。だからこそ、華美な装飾やよけいなものは少なく。必要な成分と手に取りやすい価格にこだわった、シンプルさと続けやすさが魅力です。“本当に良いもの”をきちんと選び、さらなるきれいを目指したい。そんな女性たちの気持ちにまっすぐ応えます。

金子「ちふれは歴史あるブランドなので、私は昔からなじみがありましたが、じつは20歳になる娘もちふれを使用しています。できるだけお金をかけずに実質はきっちりとりたいという、今どきの感覚にマッチしているのでしょうね。化粧水も美容液も、みずみずしく肌にすっとなじんでくれます。娘と一緒に使っているので、洗面台がすっきり。シンプルで飽きのこないデザインも、長く続けられそうで嬉しいですね」

毎日の暮らしを整えていくと、内面から穏やかに健やかになっていくもの。ちふれがそばにあるシンプルで心地良いライフスタイルが、肌と心をよりいっそう美しく輝かせてくれるはずです。

Text Naomi Sakai