元CAのマナーガイド直伝! “また会いたい”と思わせる、脱老け顔ケアの秘訣

見た目の印象コントロールもマナーのひとつ!? 忙しい毎日でも、好感度抜群の美しさを保っているCAの秘密とは……? 元CAでマナーガイドの尾崎さんが教えます。

提供:資生堂

お話をうかがった方

尾崎まみ

「マナー」ガイド:尾崎まみ

マナーコンサルタント。講師歴10年で受講者は10,000名を超える。有限会社 メディア アット ホーム 代表取締役。企業イメージアップコンサルタント、ワインソムリエ、エッセイスト、モデル。

忙しい毎日、知らず知らずに印象ダウンしていませんか?

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仕事に、家事に、育児に、プライベートに……と大充実の日々を送る私たち。時間に余裕がなく、つい自分の身だしなみがおざなりになってしまう女性も多いことでしょう。でもそれがにじみ出ていると、まわりの人にどういった印象を与えてしまうのか知っていますか? 元CAで現在マナーコンサルタントを務めるガイド 尾崎まみさんが、そのヒントとなるお話をしてくれました。

尾崎さん(以下敬称略):「その日お会いした人に“この人にまた会いたい”という印象を与えることが、女性として人として大切だと思います。例えば、肌、メーク、ヘアスタイル、ファッションなどどんなことにしても、相手のことを想って手間をかけて準備してきた、ということが知らず知らずのうちに相手に好印象を与えていてマナーのひとつになっているのです」。

厳しいことですが、忙しいことを理由に、いい加減になんでもすませているようでは、相手に好印象を与えることは難しいということ。実は、それは特に“肌”に対して言えるようです。

尾崎:「アトピーや生理周期などとは関係なくトラブルが多い肌の場合、その肌を見た人は“日々の生活が充実していないの?”“ストレスフルな毎日なのかも”“不摂生しているはず”“夜型の生活を送っていそう”などと感じてしまい、けっして良い印象を受けることはないでしょう。肌がキレイではないということは、それほどまでに悪いイメージを相手に与えてしまうことがあるのです」。

美しい肌を保つことが、いかに印象アップにつながっているかわかりますね。

CAだって最初は“普通”!? どんなときでも“キレイでいたい”という想いを

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CA時代、ハードな毎日を送っていたはずの尾崎さん。キレイな肌をどのように保っていたのでしょうか?

尾崎:「何より“自分をキレイに見せたい”という気持ちが大切。機内にお客さまが搭乗しはじめるギリギリまで、鏡を見てチェックしていましたね。肌のことはもちろん、口紅や髪、制服など身だしなみや、しぐさ、立ち居振る舞い、言葉づかいなどすべて。特に肌が美しければ、笑顔が全開になりますし、周囲を圧倒するような明るく美しいオーラが自然と出てくる気がしたのです」。

どんなに忙しいときでもキレイな肌でいたいという気持ち、そして肌が美しければ自分に自信が生まれるということ、それが心の余裕にもつながってオーラを放ちはじめる……とても素敵なことですね!

尾崎:「実はCAは入社した当初から、全員が美肌とは限りません。でも、お客さまから見られているという緊張感や、同僚に負けたくないライバル心などで、肌をはじめとしたすべての面でキレイでいたいという気持ちが増します。そのことによって、自分の美しさがどんどん磨かれていくのです」。

きっとこれは昨今、家事に、育児に、仕事に、プライベートに…と充実させている女性が多いことを考えると、もはやCAだけの話ではないでしょう。忙しさを言い訳にすることなく、私たちだって仕事や家事などを両立しながら、美しい肌を手に入れることができるはずなのです。

CA流 乾燥ケアなら、肌と心にうるおいと自信がつく!?

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“キレイでありたい”という想いをベースに、美肌のために尾崎さんが実際に機内で行っていたことも参考にしたいものです。

尾崎:「機内はすごく乾燥した過酷な環境なので、肌にはとにかく“うるおい”が重要だと考えました。そのため、例えば、メーク前にアイクリームをたっぷり塗ったり、お客さまから見えないところでこまめに保湿ミストを使ったり、という工夫をしていました。うるおいがある肌って、それだけで“つや”、“ハリ”、“弾力”、“透明感”がある気がしませんか? そして反対に、“老け”の印象につながるシワや毛穴などの悩みは感じにくいと思うのです。

また、日中のフライトでは強い陽射しが機内に入り込むため、スポーツ用の日やけ止めを塗り、肌を守ることも忘れませんでした。乗務を終えてホテルに着いたら、シートマスクをしたり、現地のスパやコスメに頼ったり、ということもありましたね。

忙しい毎日のなかでもきちんとケアすれば肌はキレイになっていくし、肌がキレイになれば自信が出て心が満たされる実感があるし、そのことによってまわりから褒められるなどハッピーなリターンがあったりもします。“肌をいたわる時間を持つ=鏡を見る行為”が、知らず知らずのうちに自分の心と向き合う貴重な時間になっているのかも。うるおいたっぷりの美しい肌を保つということは、忙しい毎日でも自分の心までうるおわせてくれるのではないでしょうか」。

CA仲間で常識だったヨーグルト。これからは肌に塗る“新アミノ酸美容”に注目!

そうはいっても、自分にあまり時間をかけられないという人も少なくないでしょう。そんな女性のために尾崎さんがおすすめの方法を紹介してくれました。

尾崎:「CA時代、不規則な生活やストレスのため、口のまわりがあれるなど肌が不調になったことがあります。そのとき、先輩に教えてもらったのがヨーグルトを習慣にすること。多くのCAがヨーグルトをよく食べていたのですが、実際に私もヨーグルトを毎日口にしていたら、肌あれが落ち着いたのです。そんな経験があるため、実は今もヨーグルトの力を借りていて、ドリンクタイプを1日3回、計500mlくらいは飲んでいます。私の肌の調子は、ヨーグルトに支えてもらっている気がします」。

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ヨーグルトの効果はいろいろ知られていますが、ヨーグルトは牛乳を発酵させた発酵食品のひとつで、最近の研究では、ある種のアミノ酸を多く含んでいることが注目を浴びています。そして、そのアミノ酸が肌にもいいということがわかってきたようです。尾崎さん自身が実感した美肌効果は、そのアミノ酸のおかげかもしれません。

尾崎:「今までヨーグルトを食べることで無意識に摂取していたアミノ酸を、化粧品で補えるようになるという話も聞きました。これからは、新しいアミノ酸美容にも注目していきたいですね」。

ある種のアミノ酸を食品から摂るだけでなく、化粧品から肌に与えることができる。それは健康面だけでなく美容面でも、アミノ酸が重要な役割を果たしてくれるということです。うるおいのあるキレイな肌を手に入れることで、心のゆとりを持ち、余裕のある充実した毎日を過ごすためにも、2017年は、尾崎さんが言うように“新アミノ酸美容”が話題になりそうです。


>>肌は人の印象を左右する…“新アミノ酸美容”でうるおい肌を目指すなら