ビール腹には体臭が付き物? お腹とニオイをスッキリさせる方法

若いころと同じ食生活が許されない40代。当時のまま食べていては、すぐに体型に影響が出てしまいます。とくに脂やお酒は肥満だけでなく、体臭の一因となる場合もあるので気をつけたいところ。上手に付き合う方法を、All About『食と健康』ガイドの南さんに教えてもらいました。

提供:ロート製薬株式会社

お話をうかがった方

南 恵子

All About「食と健康」ガイド:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、エコ・クッキングナビゲーター、日本茶インストラクターなどの資格を保有。食と健康アドバイザーとして、毎日の健康管理に不可欠な食に関する情報を発信中。

気付けばお腹がポッテリ…。この肉、どうすれば落ちる?

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ポッコリお腹を解消するには、バランスの良い食事を摂ることが大切。

40代前後にもなると、体重が落ちにくくなり、お腹周りの贅肉も気になってきます。南さんによると、これは「加齢によって、エネルギーを最も消費する骨格筋量が減るなどして、基礎代謝量が低下するから」なのだとか。

南さん(以下敬称略)「基礎代謝とは、生命活動を維持するために必要なエネルギーのこと。低下すると消費カロリーが少なくなり、脂肪がつきやすくなってくるのです。また、加齢により身体活動量(運動)も低下しがちなので、エネルギー消費量はさらに減ってきます」

気づけば肥満体型に……という状況を避けるには、「できるだけ身体を動かしてエネルギー消費量を増やすことが必要」とか。身体を動かせば筋肉量も増えるので、基礎代謝量のアップにも繋がります。

「消費エネルギーが減っているからと言って、むやみに食事制限をするのは厳禁です。筋肉をつくる材料となるたんぱく質や、代謝に必要なビタミンB群などが不足すると効果は上がりません。年齢を重ねると肉などを減らす傾向がありますが、肉も良質なたんぱく源なので適度に摂取しましょう」

その上で、もし肥満の度合いが深刻な場合は、漢方薬の『防風通聖酸』のように、余分な脂肪を分解・燃焼する医薬品を検討してみるのもひとつの方法です。

「薬剤師による対面販売が必要となるので注意してください。薬剤師に相談して、自分に適していると判断されたのであれば、悪くないと思います。ただし、これさえ服用すればOK、ではなく、バランスのとれた食事や適度な運動を習慣化することが最も肝心と言えるでしょう」

なかなかやめられない「脂とアルコール」は、体臭の一因となることも

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飲み会の〆はラーメンが定番……。そんな習慣は、肥満だけでなく体臭を強めることにも繋がります。心当たりのある方はご注意を!

バランスのよい食事が大切と聞いても、お酒と焼肉、あるいは飲んだ後のラーメンなどはやはり魅力的。でも、脂もアルコールも、ダイエットの大敵です。

「栄養学的に“脂質”と呼ばれる脂には、私たちの身体をつくり、健康を守る上でさまざまな役割があります。人間は生命活動を行う上で必要な栄養素を“おいしい”と感じるもの。こうしたおいしさを口にすると、脳が幸せを感じるβ-エンドルフィンなどの神経伝達物質や、やみつきになるドーパミンを分泌します。やみつきになるドーパミンを分泌するため、つい食べ過ぎたり、習慣化したりするのですね。

また、アルコールは“エンプティカロリー”と言われます。これは、ビタミンやミネラルなどの栄養素を含まないためで、エネルギーとして優先的に消費されますが、1gあたりの熱量は7kcalあるので、飲み過ぎればカロリーの摂りすぎにも繋がります。アルコールには食欲を高める働きがありますが、調子に乗ると肥満に繋がるおそれもあり、また飲酒による中性脂肪の増加が指摘されるなど、生活習慣病との関連も報告されています」

そして、肥満に繋がりがちな脂とアルコールは、体臭にも影響を及ぼす要因になるとも言われています。脂を摂取しすぎると、皮脂の分泌量も増えるもの。皮脂の中の9-ヘキサデセン酸は、酸化すると加齢臭の原因となる“2-ノネナール”が発生するので、皮脂の分泌量が増えれば当然、ニオイもキツくなってきます。

「年を重ねると体内で発生する活性酸素を除去する力も低下し、2-ノネナールも発生しやすくなります。また首や背中などから分泌された皮脂が酸化することで、古い油のような臭いが発生します。

一方、アルコールは分解されるとアセトアルデヒドから酢酸へと変わっていきます。これらのニオイに加え、身体から熱を放出する際の汗や雑菌などが混ざり合い、体臭が強まるのではないかと考えられます」

小さなことから実践を! 脂やアルコールと上手に付き合う方法

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暴飲暴食をした後は食生活を見直して、早めに帳尻を合わせましょう

肥満や体臭は気になるけれど、脂もお酒も好き……。そんな悩みに対し、南さんは「全く摂取しないのではなく、大人としてコントロールすることが必要」と語ります。

「とくに脂は、本能的に“おいしい”と感じる栄養素なので、断ち切るのはなかなか難しいでしょう。たとえば、“肉を食べるときは、脂たっぷりの部位は食べ過ぎないようにする”とか、“宴席で食べすぎたり飲みすぎたりしたら、その後2日間はあっさり系の食事にする”など、1日の中で、あるいは3日単位でバランスを整えるように、まずは自分で意識して実践しましょう」

また、「脂は肉からだけでなく、魚やオリーブオイルなどに含まれるn-3系脂肪酸も摂取することを心がけましょう」と、南さん。脂肪酸とは、脂質を構成する成分のひとつ。n-3系脂肪酸には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあるほか、生活習慣病の予防にも繋がるとも言われています。

40歳代男性の場合、1日の摂取目標量は2.1g(日本人の食事摂取基準2015年版)。サンマなら1匹程度が目安なので、適度な量を摂取しましょう。

「極端に食べないといった偏ったダイエットは、無理があるので長続きしないものです。“毎日飲んでいたお酒を週末だけにする”など、自分のできる範囲でコントロールしながら、しばらく変化を観察してみてください。目に見える変化があれば、やる気が出て持続しやすくなります。人間は自分に甘く、加齢による身体の変化から目をそらしてしまいがちです。でも、私たちは確実に年を重ねていきます。代謝や体の機能が低下してくるのは紛れもない事実ですから、それを受け止め、運動や食事をコントロールして、素敵な“大人世代”の姿を見せてください」

もうひとつの体臭対策。オトコのニオイは『デ・オウ』で洗う!

「脂とアルコール」の摂りすぎによって増えてしまう皮脂は、実は水に溶けにくい性質を持っており、通常の洗浄では中々落ちにくいことも。そんな落ちにくい皮脂や男性特有の汚れ、臭いの元を落とす為につくられたのが「デ・オウ」です。

たとえば、『デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ』。無数の吸着孔を持つ独自の薬用炭(吸着剤)が配合されており、男の汗やベタツキを徹底洗浄。加齢臭の元となる皮脂なども根こそぎ洗い流してくれます。

さらに、臭いの原因菌を殺菌する有効成分「ベンザルコニウム塩化物」を配合。徹底洗浄+殺菌効果で、体の外からのニオイ対策に最適です。

今日から健康的な生活と「デ・オウ」で、毎日スッキリした気分を味わいましょう。


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左/デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ 容量:300ml、250ml(つめかえ用)、520ml(ポンプ)右/デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ ノンメントール 容量:520ml、250ml(つめかえ用)