たけもと みちこ
心を動かす素晴らしさを!愛と情熱とユーモアでドラマを語り続ける
『太陽にほえろ!』のスクラップブックをつくり友人と盛り上がったこども時代。夕方の再放送が見たくて一目散に帰宅した青春時代。撮影現場を垣間見た平成時代。尽きないドラマへの好奇心は令和もつづく。
登場人物全員の個性が引き立つ『わたし、定時に帰ります。』の新しさ
働く現場のリアリティと等身大の魅力あふれる登場人物が話題の『わたし、定時で帰ります。』は、シビアな現実を背景に新しいリーダー像やチームのあり方に希望を見せてくれる作品だ。主人公の恋の行方も気になる今シーズンの注目作にせまりたい。
『きのう何食べた?』日常の幸せが伝わる、暮らしの心地よさ
西島秀俊演じる弁護士のシロさんと内野聖陽演じる美容師のケンジ。ちゃんと食べてちゃんと話して、ごくごくふつうの2人の暮らしは、とても素敵で癒されます。
わかっていても観たくなる!2時間ドラマは長寿シリーズの宝庫
2019年3月、『月曜名作劇場』(TBS)の終了をもって2時間ドラマのレギュラー枠が消えた。かつて毎日のように放送されていた2時間ドラマを思うと、時代の移り変わりを意識せざるを得ない。20年以上つづく長寿シリーズも少なくない、2時間ドラマを振り返りたい。
リアリティとドラマチック!時代をまとった平成ドラマ
インターネット、スマートフォン、AIにICカード、社会構造や生活スタイルが大きく変化した平成。描かれる世界はもちろん描き方や配信方法などドラマからもその変化は見てとれる。平成時代、ドラマは何を描いてきたか。作品とともに振り返りたい。
ワケアリ男子から人気作の続編まで! 春は毎日ドラマ日和
人気ドラマの新シーズン開始に加え、ワケアリ男子たちに人生を教えられる注目作から科学や医療の現場を骨太に描く話題作まで、脚本、演出、演技力と総合力で魅せるドラマが豊富なラインナップとなった春ドラマ。毎日がドラマ日和になりそうだ。
怪演、名演、カメレオン、今観ておきたい俳優ガイド
俳優の演技について言及する際、よく使われるのが“カメレオン俳優”という言葉。振り幅の大きさや豹変ぶり、完璧な七変化だけでなく、静かに静かに心にしみる演技まで幅広く楽しませてくれる彼らを、ベテランから若い世代まで紹介する。
今観たい!弁護士ドラマを楽しむ4つの視点
これまでも人気作品がはあったものの、冬ドラマで際立つのが弁護士ドラマ。ひとりで闘う弁護士からチームで闘う弁護士へ、法廷ものからそれ以外へ、時代とともに変化を見せる弁護士ドラマを考察してみる。
ザワツク日曜日!『3年A組』にクギヅケになる理由
担任クラスの生徒を人質に立てこもる教師、柊一颯(菅田将暉)が、生徒が自殺した事件の真相に迫る『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』。劇場型の心理戦と読めない展開に、気が付くと夢中だ。話題沸騰の『3年A組』の魅力を考察したい。
【2019年冬ドラマ】次の時代に向かう新しい風は吹くのか
5月には新しい年号となる2019年、ドラマにも新しい風が吹きそうだ。刑事ドラマや弁護士ドラマが目立つものの、テーマへのアプローチや見せ方は、その時代に生まれた感覚が活きている。ぜひ注目して観てほしい。
ランチの女王、アンナチュラル……「坂」で魅せた人気ドラマ
空や海がドラマを清々しく彩るように、坂道もまたドラマを彩る大切な風景。タイトルに「坂道」がつく作品もあれば、日本の有名な坂が登場する作品もあり、坂道がたくさんの人に親しまれていることがわかる。ドラマにおける坂道の魅力とは何なのだろう。
その道のプロ・専門家約900人
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