うえの のりゆき
住宅情報誌の編集長、営業部長を歴任してきたガイドが、借りたい方にも貸したい方にも、トレンドやチェックポイントを分かりやすく解説します。
賃貸の物件の探し方は、ここ数年で大きく変わってきました。 これまでの「貸していただく」「貸してあげる」という関係から、「借りていただく」「借りてあげる」という逆転の状態です。人口が減っているのに、物件が増えていて、需給バランスが逆転してしまったからです。インターネットには物件情報があふれ、賃料や初期費用や設備条件など、どんどん借り手に有利な状況になっています。 こうした環境変化は、お部屋探しをしている皆さんにとっては、とても歓迎すべきことです。この機会に、「自分にあった部屋を探して」快適な賃貸ライフを過ごしていきましょう。そのためには、「安ければ安いほどよい」という単純な選び方ではなく、あふれる情報の中から「自分にあった暮らし方」を見つけていくことも大切になっています。 一方で、アパートマンション経営をする不動産オーナーの皆さんにとっては、入居者の減少という社会情勢は、長期的に経営の難易度はあがっています。しかし「昔はよかった」と嘆いてもなにも変わりません。まさに「借りていただく」ためには、ほかの物件との競争に打ち勝つことが大切です。投資・リフォームをすることも有効ですが、物件のターゲティングや差別化、あるいは、気配りや配慮などで、満室物件と空室物件の差が開いています。 このように考えると、「借り手」にとっても「貸し手」にとっても、素敵な「住まい」のマッチングが大切な時代となってきました。 これは、日本の住環境にとって、歓迎すべき環境変化です。 こうした時代の変化に対応して、よりよい「住まい方」に向けて、理想的な賃貸の世界を提案していきます。よろしくお願いします。
ずっと空いている物件……ネットの部屋探しでプロはここを見る!
インターネットに溢れる賃貸物件の募集広告。写真が増え、サイトだけでも十分な情報量。しかしよく見ると怪しげな空室広告もたくさんあります。ずっと空いてる物件は掘り出し物? それとも手を付けてはだめ? ネットの賃貸物件広告で騙されないための気を付けるべきポイントを紹介します。
同棲を始める女子に!部屋探しの7つの極意
同棲をする際、お部屋探しがふたりの未来の別れのきっかけになるかもしれません。別々に暮らすよりも2人で暮らしたら一緒にいられる時間も増え、節約も出来てお得ですよね。そこで、同棲を始める前に、女子に読んでほしい極意を7つ、不動産専門家の意見としてまとめました。
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