銀行の利用方法は人それぞれだと思いますが、同じ銀行内に家計管理用口座と貯蓄用口座を持ち、日々の家計事情に合わせて、ATMで余裕資金を貯蓄用口座に移したり、定期預金を作成したり、また貯蓄用口座から家計管理用口座に移したり…といった使い方をされている方も多いと思います。
また、振込みを行うときは、窓口に比べれば時間も短縮され、手数料も優遇されているとはいえ、多くの方はATMにお出かけになるのではないでしょうか?
昨今のパソコン普及状況、メール・インターネット利用者の増加を考えると、もはやこれだけのために銀行に足を運ぶ時代ではなくなってきています。ネットバンキングは各銀行が既に質的にある一定のサービス水準を確保するに至り、私達ユーザーはまさにそのサービスの受益者となる立場に立っているのです。
会社から帰宅後、パソコンの画面上で、口座間の振替や振込みを済ませ、給与振込等の残高照会もパソコン上で確認する。何冊にもなった通帳を簡易家計簿のごとく保存していた時代から、パソコン上の通帳データをダウンロードして保存する時代へと、お金のデータ管理方法自体が変化の時を向かえているのでは…。
最近では、いわゆる銀行窓口をもたないネット専業銀行やネット支店がサービスを開始し、今後ますますインターネットと銀行サービスの係わり合いは深くなり、私達ユーザーには多くの選択肢が生まれてくることと思います。携帯電話があっという間に私達々の生活に浸透したように、インターネットを通じて銀行サービスを利用する時代は既に始まっているようですね。
●次ページに【主なネット専業銀行、ネット支店】の表を掲載してあります。