ネット上で残高チェック! |
都銀
客層が厚い(年齢的にも、ネット利用度的にも)都銀は、全面的に「通帳レス!」という思い切ったことは出来ないご様子。基本的には通帳発行型の口座をメインに据え、各種特典と抱き合わせにした通帳不発行型の口座も用意、といった品揃え。紙の通帳で取引を確認しないと安心できないという高齢者層の皆様や心配性の方々、ネット操作が苦手&面倒なためWEB通帳の画面にとてもたどり着けないというアナログ派の顧客層を抱える都銀としては、通帳をコスト削減の完全なターゲットにはしづらいのだと思います。
<WEB通帳/取引明細書の使い勝手> |
通帳不発行口座の照会期間は長め *1 既存の通帳発行型口座からOne's plusの通帳不発行型に切り替えた場合、切替 時点で前々月最終3営業日より前の通帳に記帳済の明細は照会不可 |
ネット派の顧客から言わせて頂くと、ネットバンキング経由で過去2ヶ月分程度しか取引明細を閲覧できないのは、かなり不便です。毎日PCを立ち上げる方であっても、いくつも口座を持っていれば、資金の動きの少ない口座のチェックはあまり行わないもの。久しぶりに半休眠口座の様子をサイトでのぞいてみると、以前ダウンロードしたデータと時系列的に全然つながらないということもしばしば。せめて過去1年分ぐらいの取引明細がどの口座でも見られるようになればと思うのですが…。
その点、通帳不発行型の口座の照会期間は、さすがに1年クラスと長めですので、まめにデータをダウンロードしなくてもたいていデータは時系列につながります。ただし、こうした新型口座は、ATM利用手数料無料(割引)等の特典も付く一方、利用手数料がかかる場合が多く、口座開設や切替時には要チェックです。十分な預かり資産があれば、もちろん利用手数料は免除ですが…。
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