1億円の資産を作るための推薦書
人生と財産―私の財産告白
本多 静六 (著)
土井:
東京・日比谷公園などを創ったことで知られる方で、山林が専門の学者さんの本です。
私の新著「成功読書術」のなかでも紹介しているものです。
本多さんは、貧しい学者でありながら、コツコツ節約して貯めたお金を使って、埼玉県・秩父の山林を買い占めました。
当時、そんな山林には価値がないと、誰もが思っていたのですが、本多さんは、専門的視点から見て、ものすごい価値があると判断し、投資をして、結果、大きな財産を築いたんですね。
学者とはいえ、雇われている身なので、現代で言うならサラリーマンです。
そのサラリーマンであっても、資産形成は出来るといういい例だと思います。
この本のポイントとしては、「まずは節約すること」
通常は、先に収入を増やす事を考えがちですが、お金を手元に残せる体質を作るのが先ということですね。
そして、貯めたお金を、自分の強みである分野に、勇気を持って投資をして、資産と言う花を咲かせる。
この本を読めば、特別な人でなくても資産を作るのは可能だと言うことがわかると思います。
(第2回へ続く)