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Geronimoサーバーを使おう!(3ページ目)

Apache Software FoundationによるJava EEサーバー「Geronimo」を試してみましょう。

執筆者:掌田 津耶乃

管理コンソール


Geronimoには、管理コンソールという管理機能が用意されています。http://localhost:8080/console/にアクセスすると、ログイン画面が現れます。ここで管理者名とパスワードを入力すれば管理画面に入れます。初期状態では、管理者「system」、パスワード「manager」で登録されています。

管理コンソールのログイン画面。デフォルトでは、管理者system、パスワードmanagerでログインできる。



管理画面は、左側に項目が一覧表示され、ここから利用したいものを選ぶと、右側にその内容が表示される、という形になっています。とりあえず、もっとも身近であるアプリケーションの公開に関する設定を見てみましょう。「Applications」項目内にある「Web App WARs」というのをクリックすると、Webアプリケーション(WARファイル)の公開状態が表示されます。

管理コンソールの画面。左側にあるメニュー項目から使いたいものを選ぶ。


ここでは、Webアプリケーションがリスト表示されます。各項目の左側にある「Stop」「Restart」「Uninstall」といったリンクを使い、アプリケーションの停止や再起動、削除が行えます。

Webアプリケーションの管理画面。ここでアンインストールや停止、再起動などを操作できる。


また、新しいアプリケーションのインストールは、「Deploy New」という項目で行うことができます。ここで、Archiveという項目の参照ボタンを押してアップロードするWARファイルを選択し、「Install」ボタンを押せば、それがアップロードされ公開されます。

新たにアプリケーションを公開するときは、ここからファイルをアップロードする。


とりあえず、Webアプリケーション関連の管理機能と、サーバーの起動・公開さえわかれば、Geronimoを使うことはできるようになります。先に紹介したGlassFishと、このGeronimoが使えるようになれば、Javaのサーバー環境は完璧!といってよいでしょう。とりあえず、試すだけでもいいので、使ってみませんか?
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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