Wicketのライブラリをそろえる


ダウンロードしたファイルは、圧縮ファイルの形になっています(apache-wicket-1.3.2.zipなど)。これを展開すると、フォルダの中に必要なファイル類がまとめられています。Wicketのライブラリファイルは、「lib」ファイルの中に入っています。かなりたくさんのJarファイルがありますが、すべて必要というわけではありません。最初から必要なのは「wicket-1.3.2.jar」というファイルだけです。それ以外のものは、基本機能以外のオプショナルな機能類を使う際に必要となるものですので、とりあえずは必要ありません。

ただし! このwicket-1.3.2.jarを入れただけで動くか?というと、実はそうではありません。この他に、ログ出力関係のライブラリが必要となります。これは、以下の3つのファイルです。

log4j-1.2.13.jar
slf4j-api-1.4.2.jar
slf4j-log4j12-1.4.2.jar

これらは、サンプルプログラムの中に入っていますので、これを利用するのがよいでしょう。「lib」フォルダの中にある「wicket-examples-1.3.2.war」というWarファイルを展開すると、WEB-INF/lib内に上記のファイルがあります。

Wicketを使ったWebアプリケーションを作成する場合は、これら4つのJarファイルをWEB-INF/lib内にコピーします。インストールは、これだけです。後は、JavaのクラスとHTMLを書いていくだけです。

Eclipseでプロジェクトを準備する


では、実際にWebアプリケーションを作ってみましょう。ここでは、Eclipse WTP 2.0を使って作成していきます。まず、一般的な「動的Webプロジェクト」としてプロジェクトを作成しましょう。ここでは「wicket_sample」というプロジェクト名にしておきます。

wicket_sampleプロジェクトを作成する。ターゲット・ランタイム、構成は、使用するサーバの標準設定にしておく。


プロジェクト・ファセットでは、「Java」と「動的Webモジュール」がONになっていればOK。


Webモジュール設定は、デフォルトのままにしておく。


プロジェクトが作成できたら、先ほどの4つのJarファイルを、WEB-INF/lib内にドラッグしてコピーします。これでWicket利用の準備はできました。

プロジェクトのファイル構成。WEB-INF/lib内にJarファイルをコピーしておく。