10月の韓国がおすすめなワケ
韓国の紅葉の見ごろは10月 |
特に10月韓国は日本同様、絶好の旅行シーズンを迎えます。というのも、ソウルの10月の平均気温は14.4℃と東京に比べ4℃程低いのですが、降水量は東京の3分の1で晴天に恵まれる日が多いのです。また、観光地では日本よりも早く紅葉の見ごろも迎えるため、晴天の下で美しい景色を楽しむことができます。世界遺産として知られるソウルの昌徳宮(チャンドックン)、 海印寺(ヘインサ)、慶州(キョンジュ)の仏国寺(ブルククサ)も観光するには秋である10月が最適の季節といわれています。
また、日本発着のパッケージツアーの料金も夏のピーク時と比べると1~2割ダウンするので、リーズナブルな料金で旅行を楽しむことができます。さらにこの時期、免税店やデパートの多くが、秋の大セールを開催! 韓国ではシーズンごとにセールがありますが、10月初旬に韓国で大型連休があるという事情から、大々的にセールが行なわれるのです。特に、ホテル系列のロッテ免税店や新羅免税店では、ブランド品の品揃えや種類も豊富な上、様々な特典も用意されているので、要チェック! 実は一年で旅行料金が最も安くなるのは12月初旬から中旬ですが、12月と言えば、寒さが本格的になり始める時期。寒い中での観光よりも、やはり気候が安定した10月がベストシーズンといえるかもしれませんね。
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10月初旬の韓国の大型連休にご注意
さて、そんないいことづくしに思える10月の韓国旅行ですが初旬には注意しなくてはいけない点があります。韓国には秋夕(チュソク)という旧盆の祝日があり、今年は10月5日から7日にあたります。よって8日の日曜日まで、公的機関やお店がお休みになるのです。これらの祝日は、旧暦で設定されるために毎年日にちは変わります。連休中にはソウルから地方へと帰省する人々で交通機関は大混雑。例えば通常、ソウル~釜山まで車で移動の場合、所要時間は5時間ですが、帰省ラッシュ中は何と倍の10時間以上かかるのです。その他鉄道や飛行機などの交通機関についても半年以上前から予約をして利用しなくてはいけないため、この時期に韓国国内を移動するというのは難しく何かと不便です。
また、この時期ソウルや釜山のデパートやスーパー及び観光施設も多くが休業・閉館します。よって、連休時は、パッケージツアーや現地発着のオプショナルツアーが催行されない場合がほとんどです。この時期に個人で韓国旅行を計画している人は、気をつけるようにしましょう。その他の韓国の祝祭日や連休に関する情報や韓国観光公社のサイトなどで確認できますよ。
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