夏になると、やっぱり口にしたくなるのは、涼風デザート。韓国で「夏の涼風氷菓」と言えば、真っ先に思い浮かぶのがパッピンスです。毎年7月になると、街の市場や屋台、カフェやファーストフードにお目見えするパッピンスは、子供たちからお年寄りまで世代を越えて幅広く親しまれています。韓国で夏の一時をパッピンスで和んでみませんか?
トッピングがバラエティで可愛いパッピンス
トッピングがカラフルで可愛い |
おすすめパッピンス
ヨーグルトアイス専門店のRed Mango(レッドマンゴ)はマンゴーをイメージした赤い丸とオレンジ色の店名ロゴが目印(写真は三成洞COEX店) |
続いては、ソウルの繁華街を中心に店舗展開をしているベーカリーカフェMIGO(ミーゴ)のベリーピンスです。ブルーベリー、ブラックチェリーや、すいか、キウイフルーツなど旬の果物をふんだんにトッピングしたフレッシュでヘルシーな一品。
そして、日本でもおなじみロッテリアの緑茶ピンスにも一票です。見た目は地味でシンプルな感じですが、ボリュームは満点。値段は2,500ウォン(日本円で約250円)と安く、まろやかなアイスクリームの味と抹茶パウダーの組み合わせがグッドです。
ガイドもイチオシのRed Mangoのユジャ(柚子)ピンス。好みで選べるフルーツソースと柚子の程よい甘さが絶妙 |
驚き? 韓国流パッピンスの食べ方
さて、そんなパッピンスを初めて食べる人が必ずと言って驚くのが、食べ方です。カキ氷の場合、外側から一口ずつスプーンですくうように食べるという感覚ですが、パッピンスは違います。それは、食べる前にトッピングとカキ氷全てを写真のようにまんべんなくかき混ぜてしまうのです!どうですか?可愛い姿で盛り付けられていたパッピンスがこんなにも姿を変えてしまうのですから。全部混ぜて食べるのが美味しいというパッピンス |
暑い中での観光の途中や、ちょっとさっぱりしたい時にぴったりのパッピンス。一度食べたら、美味しさにはまってしまうかもしれませんが、くれぐれも食べ過ぎには気を付けてくださいね。
※2006年8月現在 100ウォン=約12円