韓国でのおみやげにぜひお勧めしたいのが印鑑。実は韓国も日本と同様本人を確認、同意を認めるための大切なものの一つとなっています。
まちのあちこちで印鑑を売るお店を見かけると思います。ソウルの繁華街以外ではなかなか日本名での作成は難しいですが、明洞など日本人が多く立ち寄るところでは、漢字、カタカナ、ひらがなまでフォントを用意しているお店もあります。
印鑑作成に要する時間は15分程度。パソコンを利用して作成してくれるところがほとんどです。まず、彫ってほしい印鑑の形や材質を選びます。お店にはたくさんの印鑑用のものが並んでいるのでそこから選びます。
値段も5000ウォン(500円)程度のものから100000ウォン(1万円)を超えるものまでバラエティに富んでいます。私が作ってもらったのは、印鑑のもち手の部分に龍の彫刻が施されたつげ材のもの。こんなすごい印鑑もってたらお金たまりそう!ということで決めました。
それから、作ってほしい名前を紙に書き、パソコンに打ち込んでもらい書体を決めます。基本となる書体を決めたあと、多少文字のバランスをよくするために肉付けしたり、形を整えたりとパソコンの画面上で行ってくれます。形が決まったら、彫り込み作業。彫り込みも機械を使って行います。
今回、取材をしたのは東和免税店の中にあった印鑑店でしたが、ここは期間限定の出張サービスでした。値段も免税店の中では、いいものが多いせいか少し高め。街中のお店のほうがだいぶお安いと思います。
ただし、日本人の名前に対応していないお店もあるので聞いてみてください。ロッテデパートの前や明洞では、日本人のお土産用にうられているところもいくつか見かけるのでぜひトライしてみてね。
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