韓国のおみやげナンバーワンといえばなんといっても「キムチ」でしょう。旅行中食堂で食べたキムチは日本では味わったことのない辛さとうまみですよね。その味が忘れられずキムチを買う人も多いのでは。でも、日本に帰ってきて食卓に並べてみると、あのピリっとした辛さがない、そんな経験はありませんか?
実は、キムチは発酵食品なので常温で保存しておくと発酵が進んでしまい、酸っぱくなってしまうのです。キムチの中では、乳酸菌が生き続けているので日増しに酸味が増してしまうんですね。
私も何度も失敗したため、韓国人の友人に相談したところ、「冷たくして持って帰ったら大丈夫」といわれたのです。でもアイスボックスはかさばるし、氷はあまり長い時間持たないし…といろいろ試行錯誤した結果、考え付いたのが保冷バッグと保冷剤を利用する方法です。これなら持っていくときもかさばらず、何度も使用できるすぐれものです。保冷バッグは、ディスカウントストアや100円ショップで売っています。保冷剤は、ケーキなどを買ったときにつけてくれることがありますよね。私は、それをとっておいて再利用しています。
それでは、新鮮キムチをそのままテイクアウトするための方法をいくつか御紹介しましょう。
1 キムチはあまり持ち歩かない方がいいので、できるだけ買うのは最終日の最後がおすすめです。
2 百貨店の地下の食品街では、いろいろ試食してキムチを選ぶことができます。
3 百貨店などでは、日本へのおみやげ用にラップでぐるぐる巻きにしてくれます。その時、できるだけ1週間くらいで食べきれる量(私は500gでお願いしてます)に小分けをして包んでもらうと一層風味が長持ちします。
4 ラップで包んでもらったキムチを保冷バッグに入れてホテルに持ち帰ります。あれば、その日はホテルの冷蔵庫に入れておきましょう。それと、ここで保冷剤が登場。冷凍庫で凍らせておきます。帰国の日、保冷バッグにキムチを入れ、その上から保冷剤を入れて(冷気は上から下に行くので上に置いた方がいいです)、荷物に入れてください。これだとあのキムチの強烈なにおいが、他の荷物にうつるのも防ぎますよ。
この方法なら、おいしい新鮮キムチが日本でも再現できます。
発酵が進んでしまい賞味期限がきれてしまった後は、キムチチゲやチヂミの具としても活躍します。キムチで作れる料理のレシピのホームページを御紹介しますので、ぜひ、お試しあれ。
【関連リンク】
伽耶苑を作ろう~キムチレシピ集~
韓国家庭料理のお店だけあって、材料の分量がきめこまやかです。主婦の私としては、打ち出してレシピカードにしてます。
頑固一徹「こだわり一番」手作りキムチ焼肉太康
なんとキムチを使った料理のレシピが68個もあるこだわりのページ。私もキムチお好み焼きに挑戦。味はとってもGOODでしたよ。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。