|
グランプリに輝き、メダルを手にするシェフは……? |
2008年9月29日、重慶飯店フードコンテスト2008が開催されました。これは、「コラーゲンたっぷりの美肌料理」をテーマに、8ヵ所ある重慶飯店のシェフが会して創作メニューを競うというものです。審査員はお客さま。グランプリに輝いたメニューは、全店舗で提供(期間限定)されます。8名のシェフの競演を、
All About女性のためのグルメ情報ガイド・河野さんと一緒に楽しんできました。
8名のシェフが競う! 重慶飯店フードコンテスト2008
|
重慶飯店各店の代表8名が料理の腕を競います! |
重慶飯店は、2009年に50周年を迎えます。約50年の歴史の中で、このようなコンテストを行うのは初めてのことだそう。審査員はお客さまということで、老若男女約150名の方々が会場に集いました。
|
特別審査員の皆さん |
合わせて、特別審査員として、パリコレ出演経験があり、現在は横浜中華街【ROUROU】のデザイナーとして活躍している早園真己さん、株式会社ファンケル 社長室・広報ユニットの油井紀理子さん、シュウインデザイン 社長 楊 秀瑛さん、審査員として重慶飯店の味を作り上げた重慶飯店 調理顧問 陳 中権さん、重慶飯店社長 李 宏道さん、取締役総料理長 小林誠一さんが参加されました。
|
用紙には、一つひとつのメニューの感想とグランプリ1品を記載します |
会場では、コース仕立てで8人のシェフによる、8つのメニューが供されます。重慶飯店は、四川料理の老舗。その四川料理の特徴でもある、スパイシーなメニューも多く登場しました。どんなメニューが登場したのか、ご紹介しましょう。
重慶飯店フードコンテスト2008 メニュー紹介(前半)
■重慶飯店別館 浜田 正美シェフ
【コラーゲンたっぷりフカヒレの姿煮】 |
コラーゲンたっぷりフカヒレの姿煮(7名分) |
一見、一般的なフカヒレの姿煮ですが、スープが濃厚!! 豚足、鶏の足を、通常の倍以上使って4~5時間煮出し、コラーゲンたっぷりのスープになっています。薄めの塩味が、濃厚スープの旨みを引きだし、フカヒレによくからんでいました。
■重慶茶樓本店 吉冨 太慈シェフ
【四川風コラーゲン鍋】豆乳入りのまろやかな麻辣鍋。フカヒレ入りダンゴ、厚揚げ、キノコ類、香草が入っています。鍋の横には、豚のアイスバインやなんこつ、鶏の足を8時間煮込んで作られた、コラーゲンたっぷりのゼラチンが。これをお皿に乗せて、溶けるようすも楽しめる料理です。
|
四川風コラーゲン鍋(7名分)。別添のゼラチン(右写真)を入れます |
■重慶飯店名古屋店 浅野 務シェフ
【鮑・ナマコ・牛アキレス腱の醤油煮込み】 |
鮑・ナマコ・牛アキレス腱の醤油煮込み(7名分) |
コラーゲンたっぷりで人気の食材・牛アキレス腱を使ったメニューです。高級食材のアワビ、滋養強壮に良い乾燥ナマコの出汁が出ていて、上品な醤油味でした。ごはんにのっけて、食べたい! というわけで、私が選んだナンバー1はこちら。
■重慶飯店新館 レストラン(1階) 陳 一明シェフ
【牛すじ入りフカヒレスープ】 |
牛すじ入りフカヒレスープ(1名分) |
豚肉と鶏がらでとったスープに、5時間煮込んだとろとろの牛すじと、つるつるのフカヒレが入っています。まさにコラーゲンの宝庫!といえる、とろりとしたスープです。牛すじとフカヒレの食感と、香り付けのマツタケも良いアクセントになっています。