スカイウォークは横浜ベイブリッジに併設された展望施設 |
「スカイウォーク」ってご存知ですか? これは横浜ベイブリッジに併設されている展望施設の名前です。横浜中心部からは少しは慣れていますが、すばらしい眺望が楽しめます。行ったことがないアナタも、足を運んでみてはいかがでしょうか。
※この記事は2005年4月の情報です。
ベイブリッジを歩いてみよう!
横浜の「顔」の1つであるベイブリッジ。横浜ドライブの定番コースということもあり、クルマやバイクで走ったことのある方は多いと思います。しかし、このベイブリッジを歩いた方は少ないのではないでしょうか? 実はベイブリッジを散策できる施設が、道路の下に設けられているのです。それが「スカイウォーク」です。ここからは、みなとみらい21地区や横浜港が一望でき、また、遠く富士山を始め、丹沢、箱根、新宿副都心、房総の山並みまで、360度の展望が楽しむことができます。スカイウォークから眺めたMM21地区 |
横浜市民の要望でできた「スカイウォーク」
スカイウォークのエントランス。頭上に見えるのはベイブリッジ |
そして、4年近い建設工事の末、平成元(1989)年に「ベイブリッジ」と「スカイウォーク」が完成しました。自動車専用道路の橋にこのような市民利用施設が併設されたのは、日本で初めてのことだそうです。
3つで構成されているスカイウォーク
ガラス張りの美しい建物「スカイタワー」がスカイウォークへの出入り口 |
天気がよければ富士山まで望める!
往路はMM21地区を眺めながら進みます。空気が澄んでいる日は富士山が望めることも! |
散策している横をクルマが猛スピードで駆け抜けていくので、ビックリします。が、道路と遊歩道は分離されていて、防護柵もあるのでクルマにひかれる心配はありません。途中に休憩所(ベンチ)が片道6ヵ所ずつ、計12ヵ所あり、ところどころに望遠鏡(無料)やカメラのレンズを通せる穴が設置されていますので、横浜の風景を満喫しながら歩いてください。
スカイプロムナード復路は港の景色が広がります |
360度の展望が楽しめるスカイラウンジ
スカイラウンジは全面ガラス張りで360度の展望が楽しめます |
スカイプロムナードを歩いた後、ゆっくりくつろげるようにイスとテーブルがたくさん用意されています。売店があるので、飲み物や軽食、お菓子をとりながら、景色を楽しめます。1日の景色の移り変わりを撮影するため、朝から夕方まで過ごす人もいらっしゃるようです!
ひときわ美しいたそがれ時のMM21地区 |
土・日・祝は大黒PAから歩いて行ける!
スカイウォークはベイブリッジに併設していますが、もちろん、ベイブリッジから入ることはできません。クルマでアクセスする場合は、一度、大黒ふ頭出口で首都高速を下りなければなりません。ただし、土・日・祝日は、首都高速を下りずに大黒PAにクルマを停めて、そこから徒歩で行くことができます。その際は大黒PAにあるスカイウォークへの出口で、大黒PA入場券をもらってください。大黒パーキングはもちろん駐車料金無料、しかも、大黒PA入場券を提示すれば、スカイウォークの料金が1割引になるといううれしい特典付きです。普段は火曜日・水曜日がお休みですが、ゴールデンウィークや夏休み、春休み、冬休み期間は無休となります。花火大会の日や夏休みなどには、営業時間の延長もあります。みなとみらいのすばらしい夜景がゆっくり楽しめますよ。
また、ドライブがてらクルマで行く方が多いと思いますが、バスでも気軽に行けるんですよ。桜木町駅や鶴見駅、生麦駅からバスが出ています。
横浜ベイブリッジ・スカイウォーク
所在地:横浜市鶴見区大黒ふ頭1番地
※この記事は2005年4月の情報です。
※2018年6月追記:スカイウォークは2010年に閉鎖されました。2019年4月ごろの再オープンに向けて修復中です。