横浜を代表する老舗フレンチレストラン横浜かをり。レーズンサンドが有名ですが、桜ゼリーも大人気です。「桜」の花は日本の国花で、日本人の魂のふるさと。桜ゼリーは和風のイメージを持ちながら、フレンチならではの工夫がいっぱいです。ひんやり涼しげな見た目と食感が、暑い夏に清涼感を与えてくれるデザートです。
※この記事は2004年8月の情報です。

フレンチレストランならではのこだわり

かをり本店
横浜かをり本店外観
かをりは、日本初の洋式ホテル開業の地(山下町70番地)に建つフレンチレストラン。1947(昭和22)年に先代・板倉富治さんと妻たけさんが出した、横浜橋近くの珈琲店からスタートしました。当時から本物志向で、香り高いコーヒーを出し、たいへん繁盛したということです。その後、先々代・板倉作次郎さんとともに伊勢佐木町など次々にフレンチレストランをオープン、1970(昭和45)年に出店した山下町のお店が、現在受け継がれています。

もともと船乗りだった先々代と先代は、世界各国をめぐり、さまざまな料理を味わいました。とりわけフランス料理のおいしさに魅力を感じておられたそうです。それで、戦後、いち早くフレンチレストランをオープンしたというわけです。船乗りのつながりから、コックさんは客船で腕をふるった超一流の先代の部下が集まりました。本物のフレンチを提供し、「おいしい」と評判になりました。

かをりと桜ゼリーのカンケイ

屋号を「かをり」と名付けたのは先代・板倉富治さん。現社長・板倉敬子さんの父にあたります。本居宣長が詠んだ歌をヒントにつけられました。

しきしまの やまと心を 人問わば 朝日ににおう 山桜花
「かをり」という名前には、日本人の心のふるさとともいえる「桜」「香り」をいつまでも心にとめておきたいという先代の願いが込められています。

その想いを形にしたいと、板倉敬子さんが「桜ゼリー」を考えつきました。その想いは八重桜のやさしい色と香りをゼリーに入れて、横浜のみならず日本を象徴するお菓子となりました。桜ゼリーは日持ちすることから、海外への贈り物としても人気があります。「フランスは香りを大切にする国」と板倉さん。桜ゼリーには、日本を象徴する食材を使いながらも、フレンチレストランの伝統を守る姿勢が込められています。

食べ終わっても余韻が残る桜ゼリー

かをり桜ゼリー
かをり「桜ゼリー」
桜ゼリーの封を開けると、ふわっと立ち上る桜(リキュール)の香り。お皿にあけると、薄ピンク色のゼリーの中に八重桜の花が浮かんでいます。清涼感がお皿の周りに漂います。

ゼリーは、少しやわらかめのとろけるような口当たりです。ほどよい甘さとリキュールのさわやかな味が口いっぱいに広がります。はちみつ漬けの桜の花はゼリーよりもちょっぴり甘く、アクセントになっています。香りが口の中いっぱいに広がって、食べ終わってもいつまでも余韻が残ります。まさに、香りを大切にしている「かをり」ならではのゼリーです。

<横浜かをり「桜ゼリー」>
・販売価格:12個4,410円(税込・送料別)
・HP:横浜かをり公式サイト……公式サイトでは通信販売のみ。
詰め合わせ:3個1,050円、9個3,360円、12個4,410円
バラ売り:1個315円(すべて税込・送料別)

※この記事は2004年8月の情報です。料金は変更になる場合がありますので、ご了承ください。

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