離婚/離婚を決意する前に

「愛人とは別れて」と言えますか?

「愛人とは別れて」。この一言が言えるか言えないかで、夫婦の互いの運命はガラリと変わってしまうこともあるのです。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

浮気が発覚したら、あなたは何を決意しますか?

妻
憎いのは愛があるからだなんて認めたくない。けど……
離婚カウンセラーの岡野あつこです! パートナーの浮気。人類永遠のテーマともいえるのではないでしょうか? そこで、あなたに質問。パートナーの浮気に気づいてしまったら、あなたならどうしますか? 

  • 「浮気するような人は要らない」と離婚の準備に入る
  • 「浮気を止めて欲しい」と言い修復努力を始める
どちらの選択も方向性は違うにせよ、前向きですよね。そうです。浮気の事実にいつまでも打ちのめされて嘆き悲しみ、パートナーと愛人と、自分の運命を呪っていたのでは、ますますオチるばかりです。浮気の事実を受けて自分はどうしたいのか、方向性をみきわめつつ、よく考えて自分の目的に合った行動に移すことが大事です。

「悔しい、憎い、許せない!」のはなぜ?

さて、先ほどの質問。あなたはどちらの答えを選びましたか? 後者の方はとても素直なのでしょう。悔しい気持ちを乗り越えて、自分の気持ちに正直になることは、大事なことです。「離婚しないで済むに越したことはない」ですから。

さて問題なのが前者。本当にその選択でいいのでしょうか? 浮気された=即離婚の決断。「悔しい、憎い、許せない!」と、ショックで気が動転して、パートナーや愛人が憎いという気持ちでどうにかなっちゃいそうなのはわかります。さっさと離婚してやる~という気持ちもわかります。でも、それはパートナーへの愛情があるからではないでしょうか? 


→真実の気持ちをぶつけないで別れると
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