シングルファーザー&シングルマザーは仕事も子育ても全力!
時間がなくても料理は手作りが信条 |
シングルファーザーにせよ、シングルマザーにせよ、「よーし、ひとり親家庭だからといって、この子に不自由はさせまいっ!」と、子どもを思えばこそ、必死になって働きます。フルタイムで残業までこなすような働き方をすれば、確かに経済的には不自由をさせることはありません。ところが―。
長時間保育園に預けて眠った子どもをそのままおんぶして帰宅するというような生活を続けていくと、子どもは親とのコミュニケーション不足から、どこかで満たされない思いを常に抱えているようになります。
まさか、うちの子に限って!?
保育園や学校などの個人面談で、先生からわが子の家庭外での様子を聞いて、愕然としてしまったという話をひとり親のお父さん、お母さんからお聞きし、相談を受けることがあります。「お友だちが嫌がることをする―。先生に反抗する―。親子のコミュニケーション不足が原因ではないだろうか? ご家庭の事情はもちろんわかります。でも、落ち着くまで、少し残業を減らして一緒の時間を作ってあげることはできないでしょうか?」先生からこう言われてしまったけれど―。
フルタイムからパートタイムに変われば、親子の時間はできるけれど、経済的には苦しくなってしまう―。仕事(=経済)と子育てというジレンマに陥ってしまうわけです。
→ひとりでどんなにがんばってもふたり分にはならない