長女妻は世話焼き、仕切り屋、夫を尻に敷く?!

手つなぎ
「借金まみれのさえない中年男はモテるはずがない」というのは妻の幻想……
では、豊原家の長女律子と善三夫婦のあり方について、みていきましょう。

妻律子の人物像
:三人兄弟の一番上、長女律子(高島礼子)は責任感が強くしっかり者の典型的な長女タイプ。結婚して実家を離れても、実家の問題は「長女の私が何とかしなきゃ」と、何かと世話を焼きます。弟・妹の面倒をみながら母親を助けて成長した長女は、男女関係においても「この人には私がついていなきゃダメなのよ」という世話の焼き甲斐のある男を選ぶケースが往々にしてあります。

夫善三の人物像
:夫善三(西村雅彦)は女房の尻に敷かれる亭主の典型的なタイプ。自分で何とかしようという気概がなく、周囲を敏感に観察し、頼れるものがあれば頼ってしまおう、甘えられるものなら甘えちゃおう、ということで、空気を読んで調子を合わせたり、おべっかを遣うことには長けている。チャッカリ者だけど、だからといって底意地が悪いわけではないお人好し。

こんな律子と善三ですから、お互いに相手に求めるものが合致しているので、自営の仕事がうまくいってさえいれば、家庭もうまく回っていくのです。

しかし、自分たちの会社の経営状態が悪化。

ここで妻律子は「こんな時こそ、私ががんばらなければ」とぼろぼろになったバッグを買い換えることも我慢して奔走します。いざという時はより強さを発揮します。

一方の夫善三は弱く、こんな非常時だからこそ現実逃避をしなければやっていられないのか、たぶん言い寄られるままに流されて、浮気に走ってしまいます。

妻に知れた後反省しましたが、いくら愛人に「別れる」と言っても、優柔不断さにつけこまれ、つきまとわられてしまい、中途半端な状態が続いてしまいます。ですから、妻律子はいくら謝られて、許したくても、そうもいきません。

しかし、律子・善三夫婦は、最終的に別居・離婚の危機を乗り越えます!

→次ページへ続く~妻は夫の顔を立て、夫はガツンと言ってみせよ!