結婚適齢期はなくなったというけれど
ウェディングドレスは、たった一日限りの セレモニー&メモリー。でも… |
離婚・カップルカウンセラーの岡野あつこです! 離婚問題のカウンセリングを行うに当たっては、結婚に至る過程・動機までお聞きしていますが、この結婚を決めた時点で「ちょっと結婚に対する認識が甘かったのでは?」というクライアントも少なくないことに気づきます。
現代では「○歳過ぎたら売れ残り」なんて考え方はなくなりました。晩婚化は毎年進んでいるとはいえ、早い人もいれば遅い人も。しない、というのも、自然の成り行きでというのも当然ありです。何歳で結婚するかは人それぞれなのですが、それでも、「20代(30、40代というケースも)のうちに結婚したい」という人はいます。
●失敗した結婚の動機
1 年齢のことを考えて
〈女性〉
「歳とるほどに純白のウェディングドレスが似合わなくなる(着られなくなる)」
「同級生がどんどん結婚し始めてあせって」
「高齢出産を避けたいから」
〈男性〉
「相手の歳を考えて責任をとった」
結婚式はたった一日だけのお祭りのようなもの。非日常です。その日が終われば、結婚生活という日常の繰り返しが待っています。どちらのことを真剣に考えなくてはならないか?言わずもがな…後者です。年齢を意識するのはいいですが、年齢そのものを結婚の決め手の動機としてしまうことには問題があります。