イマドキ離婚事情~フリーター離婚! (2)

できちゃった結婚が離婚に終わる確率は…

 離婚・夫婦問題カウンセラーの岡野あつこです。昔からあるにはありましたが、最近の傾向として、子どもができたことがキッカケとなり結婚をするいわゆる「できちゃった結婚」がありますネ。できちゃった結婚でも、結婚を前提としてお付き合いをしていたカップルと、付き合って間もなかったり先のことなどまるで考えていなかったカップルとでは全く違ってきます。
 後者のカップルができちゃったことで、やむなく心構えもなく将来の生活設計もないままに結婚すると「フリーター離婚」という結果に終わるパターンが増加しています。年間婚姻件数と年間離婚件数を比べると4組に1組が離婚するという現代。
必ずしも結婚は一生ものではない、という認識が一般的になりつつある中、つまり「(できちゃったから結婚したけど)やっぱりなんかイヤ、ダメ」と、まるでフリーターがバイト先を転々とするような気分で離婚をしてしまうというカップルのケース。それらを「フリーター離婚」と呼びます。
 そんな軽い気持ちで結婚・離婚をする息子や娘に離婚を後押しする親が増えてきたことも最近の目立った傾向です。まず結婚する時に一昔前だったら「どんなことがあっても我慢するんだよ。二度とうちの敷居をまたがないというくらいの心構えでいくんだよ」と親は言いました。
 ところがイマドキでは「いやになったらいつでも帰って来るんだよ。辛いことを我慢していることなんかないよ」と言われ送り出されます。「親もそう言ったし、イヤだったら実家に帰ればいいや」。
 一人っ子、二人っ子の時代、親は子どもが出戻っても夫婦二人の静かな生活より、娘や息子孫がいて賑やかな家の方が楽しいし幸せという場合が多いようです。そんな考え方の親が「いつでも帰って来い」と両手を広げて待っていてくれるのなら、ちょっとイヤなことがあれば即離婚という結論に達してしまうのも無理がありません。