皆さん、こんにちは。夫婦問題カウンセラーの岡野あつこです! さて今回は夫の浮気問題をどう解決するか? の二回目です。私のカウンセリングでもこの問題が一番多いのです。賢い妻は、夫の浮気をどう対処するのか? 夫の浮気が少し重そうなら、どうすれば良いのか? 重いということは浮気の範疇を超えて不倫、と呼べますね。対応は早い方が良いです。まず相手がどんな女性かを調べることが先決ですね。それによっても方法は枝分かれしていきますから。
■同じ職場の女性
中でも同じ職場の女性というのが、多いパターン。この場合夫の味方になってくれそうな上司を厳選します。そしてまず、妻がその上司に相談をします。「私も辛いですし、困ってもいますが、会社にとっても不利益なことではないでしょうか?
頼りにできるのは○○部長様しかいません。どうか、夫が相手の女性と別れて、立ち直ることができますよう説得して頂けませんでしょうか? 宜しくお願いします」と菓子折持って行くのです。
夫にとって頭が上がらない上司、夫が特に尊敬している上司、がよりいいですね。その上司に背いたら、先がない! この上司に諭されたらもう聞き入れざるを得ないという…。その様な上司に別れるよう説得して貰うのです。
ただこれは賭けに近いものが伴うのも事実。「夫の味方になってくれそうな」というのが前提、ということに気をつけて下さい。なるべく二人が接触することのないようなポジションに変えて貰うことが出来るのなら、それも1つ。その程度でどうにもならなければ、いっそのことどちらかを全く別の地へ転勤にして貰う。どうしても別れさせたかったら、転勤の覚悟も妻は持たなければいけません。
とにかくオフィスで毎日顔を見ている状態で、「別れろ」と言われて、「はい、じゃ、これっきりで」なんて出来るわけがないのです。それでなくても、ケータイがあれば幾らでも連絡を取って待ち合わせることが容易なのですから。
上司から夫への説得でもダメなら、相手の女性へも説得して貰います。ケースバイケースではありますが、何回か話し合いを持つことになるのなら、最初は妻は同席せず、2、3回目以降から妻も同席した方が良い場合に限りするようにします。
■単身赴任先の女性
次は単身赴任先で女性ができてしまった場合です。これも本当によくあるパターンなのです。単身赴任などという、家族にとっては非常に不自然な形態を日本の企業は押しつけてきます。妻も淋しいけれど、子どもがいて毎日バタバタと過ごしていれば気も紛れる。
でも、夫の方は仕事が終わって赴任先のマンションに帰れば、真っ暗で、冷たくて、シーンとしていて…。これでは、部屋に戻りたくもなく、淋しさ紛らわすために外に出て、外にいれば女性と出会うチャンスもあって…。ということになるのは目に見えています。
この場合、相手の女性がどこの誰、と調べるのがちょっと難しいかも知れません。離れていますし。でも、妻としては、探偵を使ってでも探し当てなければなりません。見つけたら妻は直接出向いて、女性と話をつけるのです。
この際、弁護士を立てた方がいい場合もあります。「私たちの家庭を壊さないで。私と子どもたちから夫をとらないで」と率直に言って下さい。その時に、必ずテープを回して録音しておくことが大切です。メモでもいいです。どんな話し合いをして、相手がどんな約束をしたか、忘れてしまうと困りますから。念のため後々のために記録を残しておきます。
女性が謝って「別れる」と約束して、本当に別れれば大成功。開き直っていたり、口では別れると言いながらズルズルしていたら、次の段階、「慰謝料請求の裁判起こしますよ」と予告します。予告しても別れなかったら、本当に訴えるのです。但しこれは夫の様子も見計らってやらないと、逆効果になってしまいますから、慎重に。この際には是非私にご相談下さい。