相手を思うからこそ、気に入らないことがあれば気になる。どうでもいい隣りの旦那や奥さんが風呂上がりに素っ裸のままウロウロしようが何とも思いませんが、それが自分の夫や妻だと許せない。逆にそんなこともどうでも良くなってしまった無関心状態というのであれば危機度は+1ポイントアップしますが。とにかく改善すべき点があるなら、放置しないで話し合い解決していきましょう。夫婦の関係においても早期発見・早期治療が大切なのです!
◆6~10の人
夫婦の危機度はやや低めではありますが、油断は禁物です! 特に4、5、6、7に「はい」で答えている場合は、危機度は一気に跳ね上がる可能性があります。つまり離婚の三大要素である「浮気・暴力・借金」の問題でにっちもさっちも行かなくなった夫婦の場合は、例え問題がそのただ1点だけにあったとしても、破滅に至る確率は高いのです。因みに私の離婚原因は夫の「浮気」でした。私は夫を取り戻すために、考えつく限りのありとあらゆる方法を試みました。手を尽くして、もう離婚以外に方法はないというところまできての決断でしたから、全く後悔はしていません。
この3つ以外のどんな問題を抱えていたとしても、まずは諦めずに手を尽くして、離婚以外の解決方法を探ってみることが大切です。その場凌ぎの逃げである安易な離婚はあとあと後悔することにもなりかねません。
◆11~15の人
夫婦の危機度はやや高めです! しかし、まだ修復の道は残されています。結婚当時二人がどんな気持ちでいたかをよく思い出してみて下さい。世界中の男と女の中から、何故お互いを選び出して永遠の愛を誓ったのでしょうか? そのスタートから何が失われてしまい、何が変わったのでしょう? もし、それが取り戻せるものなのであれば、是非チャレンジしてみて下さい。休日に、昔のデートコースを辿ってみたりして、当時の気分を思い出してみるのもいいでしょう。日々の生活の中で少しずつすれ違っていってしまった二人の気持ちが、また1つになれるきっかけが生まれるかも知れません。
ただ「はい」が多いにしても、夫婦関係に求めるものが何であるか互いに一致していれば、危機に至る可能性は低くなるでしょう。
◆16~20の人
夫婦の危機度はかなり高めです! これだけ「はい」と答えたからには、「離婚」の二文字が頭をよぎったことは一度や二度ではないはず。しかし、もしもあなたが既に夫婦関係の修復は不可能であると決断していたなら、このチェックシートには興味を示してはいなかったと思います。まだあなたの気持ちややり方次第で危機から脱出できるはずです。とにかく冷静に話し合いの時間を持つことが大切。そして一度はぶつかり合うことも大事です。プライドが許さないなどという考え方も一切捨てて、素直な気持ちになってみて下さい。私は危うく「誤解離婚」しそうになった夫婦を何度も見てきましたから言うのです。
ただ、もう修復の余地はないという場合や身に危険が迫っている場合、離婚した方が今の生活よりは幸せだと確信できる場合は、「別れる勇気」が必要です。先はないと思われる状況でも、愛情がまだ残っていたり、たった一筋でも希望の光が射しているなら、今がどんなに辛くても「とどまる勇気」が必要です。
結果はいかがでしたか? 一生晴れの日が続くことはあり得ません。「雨降って、地固まる」というように、どんな夫婦にも一度や二度の離婚の危機はあるものです。そんな危機を1つ1つ乗り越えてこそ、夫婦の絆も深まるというもの。このチェックシートで浮かび上がってきた、どんな点に夫婦の危機があるのかということに、目を向けてみてできることから少しずつ改善していってはいかがでしょう? それから、思いやりを持って相手と向き合い、相手が何を自分に求めているのか、ということも考えてみることが大切です!
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