障害を乗り越えるために必要なもの
では、子供は新しい家庭を受け入れることはできないのでしょうか。
多くの例を見る限り、年齢の低い子供を持つ場合は、自然に新しい家庭を受け入れています。ただ、年齢の高い子供を持つ場合は、やはりそれは難しい状況になっているようです。夫婦間では別れたことで他人となりますが、親子はずっと親子のまま。継父(母)が親として認められるのは、至難の業でしょう。
ですが、たとえ義理の親子であっても、よき理解者、よきお手本となることは可能です。無理な家庭、嘘の家庭を作らない。つまり、再婚に大切なものにあげられる「思いやり」「理解を深める」「愛情」「正直さ」が家庭を作るうえで必要となるのです。そして離婚経験者であるあなたが「前回の反省」を活かし賢い家庭を形成していくこと。
それらがそろって再婚の障害を乗り越えることができるのではないでしょうか。
再婚と初婚の違い
再婚であっても同じ結婚。1度目の時と根本的な部分は変わりません。思いやりだって理解を求めることだって、結婚には大切です。ではなにが違うのでしょうか。
それはあなたが経験者だとういうこと。1度目の失敗を知っているぶん、成功に何が必要かということが見えているということです。子供、前夫(妻)、新夫(妻)のこと。それぞれをふまえ、あなたのためのやさしい再婚をすることが成功のカギではないでしょうか。
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