私たちの再婚観
われわれは他人ではなく、自分自身を喜ばすために結婚すべきである。(ヴィッカースタフ)格言の花束(現代教養文庫)より
結婚に踏み切るには多くの障害があり、多くの努力が必要です。たとえ1度目でも2度目でも、それは変わりません。ただ1度目と違うところがあるとしたら、それは再婚者が、賢い経験者だということ。
一生かけて付き合う相手
結婚したカップルの約2割は、一方、もしくは双方が再婚者だと言われています。
人生80年、一生かけて1人の人間を愛するというのが難しくなってきた現代。結婚前の交際、つまり恋愛期間のうちは1年保って「長いね」と周りから言われるような時代です。30歳前で結婚、それから50年以上も1人の人間と付き合っていくというのは、考えてみるとすごいことではないでしょうか。それを平然とやってきたのが今までの結婚なのですが、それにはそれなりの理由があるようです。
人生の再チャンスである再婚
昔の女性は子供を3~5人は生みました。そして子育てが終わる頃には残る人生あと数年という状態。彼女たちには夫婦間を考える以前にやることがありました。一方、男性の方も仕事はまだ現役で、当然妻と向き合う時間も少ない。つまり昔は、結婚生活=夫婦生活では必ずしもなかったわけです。
ですが、人生が延びて少子化が進む今となっては、それだけ相手と向き合う時間が多くなってきます。そんな時、育児と仕事で埋めた夫婦の空白の時間が、夫婦間の大きな溝となってしまうのではないでしょうか。夫婦の時間が長くなるということは、それだけ相手を見る時間も多くなるということ。長い結婚生活、よきパートナーを選ばなければ、悲惨の道を辿る可能性もあるわけです。
だからといって一生1人の人間を愛するのは不可能だとか、さっさと別れて次に乗り換えるべきだ、とは言い切れません。もちろん、上手くいく夫婦も多くいます。つまり自分の人生なのですから、自分の納得いくパートナーを見極める必要が今の時代は出てきたのではないでしょうか。
それはもちろん、1度目の結婚の時に出会えれば、最高でしょう。ですが、必ずしも出会えるとは限りません。そんな時、再婚は人生の再チャンスとなってくるのです。