こんなにあった!夫婦間のセックス大誤解-【1】
間違いだらけのセックス知識が夫婦を危機に!
アンケートを取ってみると、「セックスレスになった理由がわからない」「セックスが嫌いで、夫とうまくいかない」「こんな痛いセックス、もうガマンできない」という声が、夫婦のあちこちから聞こえてきます。でも、ちょっと待って。あなたのセックスに、大きな誤解がありませんか。性生活は、2人の信頼関係と密接にかかわっています。だからもう少し、セックスについて勉強してみませんか?

夫婦間のセックスでオーガズムは得られる?
夫婦間のセックスが、お互いに欲求不満気味になりがちなのは、夫は妻に、妻は夫に対して「おそらくこうであろう」というセックスに関する誤った思い込み(=誤解)があるからではないでしょうか。そして、恋人時代ならいざ知らず、結婚して何年も経ち、子供までいるような夫婦の間では、その誤解を解く努力は、どちらからもなされない場合が多いようです。
 
★ 誤 解
女性のオーガズムは膣に、ベニスを挿入されることで得られます。
こう思い込んでいる男性は、おそらく今でも多いのではないでしょうか。「クリトリスへの刺激で女性は快感を得る」ということも知ってはいても、挿入によるオーガズムこそがホンモノ…というその大いなる誤解。

これはおそらく、AVや官能小説などに登場する女性はたいてい、快感が極まると「きて」とか「ほしい」とあえぎ、ペニスの挿入を乞うシーンが多いというのも原因だと思います。これらの影響で、男性の頭には今でも「女はそういうもの」とインプットされていることが多いようです。

しかし、実際はどうだろうか。セックスセラピーを数多く手がけている荒川句美先生に聞いてみました。

 「ペニスの挿入でオーガズムを得られるのは、性的にかなり成熟した、性経験の豊富な女性だけでしょうね。若い女性や性経験の少ない女性ではそうはいきません。彼女たちが挿入後にオーガズムを感じるためには、たっぷり前戯が必要なのです」

つまり、クリトリスを刺激するオーガズムを何度も経験していない女性は、挿入中にオーガズムを感じることは難しいというわけです。

 「それに、前戯も不十分なうちに挿入されれば、オーガズムどころか、痛みを感じることさえあります」

女性にとって、前戯も重要な性行為。しかし現実には、前戯でやっといい感じになってきた妻を見て、夫たちは「もっと気持ちよくさせてやる」といきり立ってこられる状況に多くの妻は「あ~あ、もうお楽しみは終わりか」と感じていることも多いようです。(次のページに続きます)