最近の離婚の話題といえば、堺正章さんと岡田美里さんのニュースでしょう。芸能界では有名なおしどり夫婦だけに、美里さんの突然の離婚会見には、驚かされました。この件について世のコメンテーターや評論家の面々が、さまざまなコメントをしています。そこで私もこの道のプロ(?)として、ひとつ参加してみようと思います。
美里さんは、今回の離婚劇をPTSD(心的外傷後ストレス障害)という、精神的な病気に起因すると語っていました。子どもの頃、父E・H・エリック氏が酔って母親に粗暴な言動を吐き、それを止めようとした美里さんの腕を思いきり掴んだ。娘の自分にまでそのような態度をした父に恐怖を感じた。それが心の傷となって、夫の堺さんも暴力をふるうのではないかと、おびえるようになった・・・というのが会見の概略です。
ある精神科医によるとPTSDという症状は初期(結婚して間もない頃)段階に出る人が多く、あとで出るのはちょっと変かなという意見。私が診断される側だとして、そんな病名をつけられたら、誰でも妙に納得して私は病気だから仕方ないと逃げ道を作って自分を正当化して夫が嫌になってきた理由をごまかしかねないかもしれません。
病気の時こそ、離婚なんかしている場合ではなく、しっかり療養し、元気や力をつけて離婚に望むべきではないのでしょうか。離婚は体力、エネルギーを使い果たすくらい大変なことだから、勇気パワーのある健康時に乗り越えられるものだと私は思います。