バンコク/バンコクの観光

タイのハーブをきわめてキレイになる旅

タイといえば「マッサージ&スパ天国」!その効果をもっと高めるために使われているのがハーブです。今回はタイのハーブでもっとキレイになれるスポットのご紹介です。

執筆者:清水 千佳

TV番組の影響もあって人気の「週末海外旅行」。アジアのハブ空港として日本からの就航も多いバンコクは、アジアの中でも特におすすめの週末旅行先です。

そんなバンコクには昨今、「短い旅行の間に、タイ古式マッサージやスパ&エステで心と身体を磨いてきれいになりたい!」と願って訪れる女性が急増中。

そんなわがままに応えてくれるのが、ズバリハーブの持つ力です。今回はタイのハーブでキレイになるスポットをご紹介します。

ハーブ療法をプラスしてマッサージ効果も倍増!

身体を温めて新陳代謝を促す効用のあるハーブがぎゅっとつまったハーバルボール(c)yoko sakamoto
日本では癒しやリラクゼーションとしての効果が知られ、タイを訪れる日本人にも高い人気を集めているタイ古式マッサージやスパ。更にマッサージやスパ施術の効用をアップさせたい人にはハーブを使った施術を是非受けてみてください。

一般的に家庭でも料理からマッサージ、薬としてハーブ類が使われてきました。主にマッサージやスパなどで使われるハーブ類は身体を温め、血行を促す効果があるものが使われます。それだけではなく、美容面でも効果を発揮してくれるのです。ハーブが身体に浸透することにより新陳代謝が高まり、老廃物を排出しやすい体になります。つまり、むくみ解消やスリミング、デトックス効果も期待できるというわけです。また、タイの大地の恵を感じさせるその香りは、ストレスや慢性疲労で硬くなってしまった身体や心に優しくリラックス状態へ誘ってくれます。

ここは外せない!人気タイ古式マッサージ店

マッサージの後は身体のコリがすっかりほぐれ心身ともにリフレッシュできる
バンコクをはじめ主要な観光地には大小問わず数多くのマッサージ店が軒を連ねています。今回紹介する、ハーブ療法も受けられるタイ古式マッサージスポットは、タイ古式マッサージの総本山とも呼ばれる「ワット・ポー」。


ここには全長46メートル、高さ15メートルの巨大な涅槃仏が横たわっていることで有名なバンコク市内の3大寺院のひとつ。ここでは伝統的なタイ医学を後世に伝えるようにと1961年に現在の国王ラーマ9世のご提案により、ここワット・ポーで本格的にタイ古式マッサージが教えられるようになったことから総本山と呼ばれるようになりました。

敷地内には2箇所のマッサージ小屋があり、ワット・ポーのマッサージ学校で鍛えられ、無事修了したセラピスト達が施術を行っているので腕も確か。最近では改築工事も終わり、室内にはエアコンも完備され、更に心地の良い空間となりました。

ここを訪れたら、数種類のハーブを木綿の布で包み蒸し器で温めたあと全身に押しあて、ハーブの持つそれぞれの成分を浸透させる民間療法ハーバル・ボールを使ったマッサージを受けてみてください。その効用もさる事ながら、歴史も長いタイ古式マッサージとワット・ポー。遠い昔からの知恵とお寺の静けさを体感しながら、至福のひとときに包まれてみるのも良いものです。

<DATA>
■ワット・ポー
住所:329/25-28 Maharaj Rd., Prabarommaharajchawang Pranakorn Bangkok
TEL:0-2226-0369
営業時間:08:00-17:00
休日:年中無休

<メニュー例>
  • タイ古式マッサージ30分:220バーツ(約880円)

  • タイ古式マッサージ60分:360バーツ(約1,440円)

  • ハーバルボールを使ったタイ古式マッサージ60分:480バーツ(約1,920円)

  • フットマッサージ45分:360バーツ(約1,440円)


次のページではオリエンタルムード漂う中でハーブを堪能できる一軒屋スパをご紹介します。
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