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所々に風情のある橋も渡されています |
八幡堀に沿って少し歩いてみました。かつては商船が溢れ、商人たちの熱気に包まれていたという八幡堀。現在はひっそりとしてはいますが、その姿は昔と変わらずにあります。一時は汚染が進み、埋め立て計画まで持ち上がったそうですが、市民運動により、現在の姿が蘇ったそう。現在は年間30本以上の時代劇のロケが行われるそうです。
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でっち羊羹の老舗、本家 清治屋です |
しばらく歩き進むと、趣のある店構えが目に入りました。「本家 清治屋」は江戸時代創業、230年以上続くという、でっち羊羹の老舗です。
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でっち羊羹2本入り |
竹の皮に包まれた素朴な羊羹なのですが、これは創業当時、裏山の竹やぶから調達するのが最も手頃な包装だったからだそう。思わずかぶりつくと、竹の皮の香りがふわっと香り、優しい甘みが口いっぱいに広がりました。かしこまって食べるというより、小腹を満たす駄菓子感覚で食べるのがピッタリな羊羹でした。
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国内でも珍しい、かわらミュージアム |
その後、県の伝統工芸品にも指定されている名産の八幡瓦を中心に展示紹介した、瓦専門の展示館「かわらミュージアム」で、国内外の瓦の歴史や技術を堪能しました。
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普段は体験できない夜の街並みを堪能できそう |
ここ八幡堀では、9/13(土)・14(日)の18:00~21:00に、第11回八幡堀まつりが開催されます。日中の姿しか目にする機会のない観光客に、ぜひ夜の情緒も楽しんでほしいと企画されたイベント。竹を使った灯でライトアップしたり無料コンサートを開いたり、町家見学などもできるそうです。ちょうど暑さもひと段落する頃。夕涼み散歩も良さそうですね。
【関連サイト】「
近江八幡観光協会」