水郷めぐりで涼を感じる
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白壁の土蔵が建ち並ぶ八幡堀 |
八幡堀とは、かつて湖上交通が盛んだったころ、京都と北陸とを結ぶ交通幹線であった琵琶湖と結ばれ、多くの船が行き交うことで近江八幡の流通を支えてきました。白壁の土蔵が建ち並ぶ昔ながらの風景に、桜や菖蒲が季節の彩りを添えてくれます。往時の面影を感じながら、和船で遊覧することもできます(所要時間35分、大人1,000円)。
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手漕ぎの和船による水郷めぐり |
このほか、近江八幡では、ヨシが群生する水路を船でめぐる、水郷めぐりを楽しむことができます。現在4社が各々の路線を巡っているのですが、そのひとつ、和船の手こぎ船で行く水郷めぐり(大人2,100円)を体験してみました。
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人力だけで動くとってもエコな和船です |
網目のように入り組んだ水路には、背丈ほどのヨシが生い茂り、野鳥のさえずりなども聞こえてきます。川ではないので流れに任せるわけにもいかず、船頭さんの竿さばきだけが頼り。巧みな竿さばきで、ゆっくりゆっくり進んでいきます。約1時間の船旅のなか、水路を渡る風がヨシを揺らす音に耳を傾けていたら、すっかり穏やかな気持ちになれました。
下船したあと、しばらく八幡堀に沿って歩くことにしました。詳しくは次ページへ。