梅の和菓子と甘味メニューで、ほっとひと息

●●●
店舗脇に植わった「鴛鴦梅」は、お店の商標にもなっています
まずは、神代橋通りにある梅菓子処「紅梅苑」です。こちらでは、自家梅園から手もぎした青梅を使って作られた和菓子や梅酒が販売されています。

紅梅にこだわるだけあって、店舗の周りや向かいの自家梅園では、一花に二つの実をつける「鴛鴦(エンオウ)」や、吉川英治が命名したという「書屋蝶(ショオクノチョウ)」など、珍しい紅梅の銘木を観賞することもできます。

●●●
手前の「紅梅饅頭」奥の「花梅大福」ともに喫茶コーナーで味わえます
創業当時からある「紅梅饅頭」(8個入645円)は、吉川英治記念館の釘隠しをかたどったもの。カステラ風味のふかふかした生地の中に、甘さ控えめのこし餡が入った懐かしい風味です。新商品の「花梅大福」(4個入680円)は、白い餅皮に微かに薄桃色が透けて見える可愛らしい大福。中に梅風味のこし餡が隠れています。

他にも、梅酒を加えて練り上げたのし梅「梅絹」(9個入1,120円)、青梅の刻み甘露煮を使った上生菓子「梅ほの香」(12個入1,375円)など、梅にちなんだ和菓子がいっぱい。これらはすべて併設する喫茶スペースでお茶と一緒に味わえるので、商品を試してから購入できるのがいいですね。

●●●
喫茶スペースの人気メニュー「青梅葛切り」。ほんのり甘酸っぱくて後味爽やか
喫茶スペースで気になる一品を見つけ、早速味わってみることに。その名も「青梅葛切り」(865円)という爽やかなネーミング。黒蜜で味わう葛切りがポピュラーですが、こちらは最良の本葛で作った葛切りを爽やかな青梅タレにつけてツルッ。最後に梅の甘露煮をいただくスタイル。爽やかな酸味と甘みのさっぱりした味わいで、これからの季節にピッタリです。梅の甘露煮もタレも作ってから1年ほど寝かすため、酸味が和らぎ味がまろやかになるのだそうです。ぜひ、お試しあれ!


紅梅苑
・住所:東京都青梅市梅郷3-905-1
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:0428-76-1881
・営業時間:9:30~17:00(喫茶のみ平日~16:30)
・定休日:月曜(3月は12・19日は営業)
・交通:JR青梅線日向和田駅から徒歩3分

自家栽培の梅干しをベースにした梅関連商品がいっぱい!

●●●
どれにしようか迷うほど、多彩な商品が揃う店内
次に訪れたのは、吉野街道沿いにある「美よしの園」です。店主の渡邊文子さんが、吉野梅郷の自家梅園の青梅を手もぎし干し上げた無添加の梅干し(250g入735円~)をはじめ、梅にちなんだ商品が所狭しと並びます。

●●●
自家製梅干しをはじめ、個性豊かな梅商品の数々
無添加梅干の果肉100%をフリーズドライにして粒状にした「お!梅」(18g525円)、青梅梅肉のしぼり汁を長時間煮詰めた梅肉エキス入りの「お!飴」(367円)、梅酢入りのところてんを梅醤油と梅ごまでいただく「梅心太」(270円)といったユニークな商品から、「梅パスタ」(525円)、「梅ドレッシング」(630円)、「うめマヨネーズ」(630円)、「お!梅あんぱん」(150円)など、数え切れないほど種類がいっぱい。これらはすべて渡邊さんのアイデアによるもの。発想の豊かさにビックリです!

●●●
陶房「KAZ」中尾和正氏の作品。中央奥の器は店内で梅パフェの器に使われているそう
こちらでは梅食品のほかに、地元を中心とした陶芸家の作品も展示・販売していて、なかには自家梅園で剪定した梅枝の灰を釉薬に使った作品も並びます。梅をモチーフにしたデザインの器もあり、観梅のお土産に最適です。茶房も併設していて、梅パフェ(600円)、梅ところてん(350円)、梅ソフトクリーム(200円)などが味わえます。


美よしの園
・住所:東京都青梅市梅郷4-702-2
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:0428-76-0790
・営業時間:9:30~17:00
・定休日:火曜(観梅期間中は営業)
・交通:JR青梅線日向和田駅から徒歩5分

梅にちなんだお土産を購入したら、次はとっておきのランチスポットへと参りましょう。実はこの近くに、全国的にも珍しい梅料理の専門店があるのです。次回の後編で、詳しくご紹介しますね。お楽しみに!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。