科学的に恋愛初期を分析すると・・・
「夫婦喧嘩は脳のせいにして、重なりあって眠ることが大切」 |
これは、恋愛初期はフェニールエチンアミン(PEA)という神経伝達物質が分泌されるため、盲目的に相手を求めるようになりますが、非常に残念なことに、継続は無理のようです。
このホルモンは覚醒剤アンファタミンに近い構造を持つと言われています。
そして、恋愛中はセロトニンが4割減る。
安心感を持たせるセロトニンが減るということは不安になる、よって「こいつと一緒にいなくちゃ」という感情が生まれるのだと。
そしてノルアドレナリンで血流が増えてドッキドキとしてくる。
脳の面から考えると、脳は初めてのことに対しては警戒するが、だんだん合理化しようとする。
同じ行動をしているうちに初めてのことに警戒的に対処する余裕ができる。
これは倦怠期やマンネリの原因になります。
マンネリということは、相手の情報を細胞1個で処理する事態、脳が勝手に合理化してくれているわけですね。
こればかりはよけいなお世話でした。
ホルモンや脳の仕組みを理解すると、いろいろなことが見えてきます。
自由自在にホルモンをコントロールすれば、相手をずっと好きでいられたり、セックスレスも解消できるわけですが、そううまくはいかないのが人間界のおもしろさです。
アクセル的なホルモンが出過ぎると人体に負担がかかる。それを軽減するための物質も出てくるわけですから、ホルモンの葛藤と戦いが繰り広げられるということです。
結論として、ドキドキ恋愛の目的は究極は生殖です。
生物学的に、「純愛はない!セックスが重要」ということがよくわかりました。
米山先生も断言していらっしゃいました。
しかし、それではあまりに夢がないので、個人的には、愛し、愛されるジュテーム的な寝室事情の提案をし続けたいと思います。