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「夫にチョコなんて」と言う妻は捨てられる(2ページ目)

バレンタインは、クリスマスに次いで、カップルにとっては大事なイベント。「いまさら夫にチョコなんて」という冷めた態度の主婦の方はいらっしゃいませんか?その冷めた態度は後々、悲しい現象を生み出します。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

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16世紀には既に「恋の媚薬」に

では、なぜチョココスメやバスグッズを使うことが、美容とラブラブモードの両方に効果があるのか?ただ、バレンタイン=チョコだから、というだけではありません。チョコはかなり昔から、恋愛と深い関係があったのです。
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「チョコレートははるか昔から恋愛グッズ」


チョコレートの原料であるカカオは南米原産。
紀元前1000年頃にはすでに、メキシコの原住民はカカオ豆をすりつぶして食べていたとされています。
1519年に、スペインからこの地にやってきたコルテスは、初めてカカオに出合います。当時のアステカ王朝の皇帝モクテスマは、ハーレムに行く前にチョコレートを調合した飲み物を飲んでいたとされ、チョコレートが当時既に、「恋の媚薬」として扱われていたことが知られています。


のちにコルテスはカカオとチョコレートを作る道具を母国に持ち帰り、スペイン国王に献上。アステカ風の香辛料を入れる飲み方にかわって、砂糖を入れて甘くして飲む方法がひろまり、チョコレートはあっという間にヨーロッパの人々を魅了します。

中世ヨーロッパでは、ショコラは「禁断の媚薬」として珍重され、当時のベッドへの誘い文句が「ショコラはいかが?」だったとか。
18世紀のフランスの作家で、背徳的な行為やスキャンダラスな作品のせいで長く獄中生活を送ったサド侯爵も、「チョコレート=恋の媚薬説」をとなえたひとりです。
彼はパーティにおいて、客に催淫剤をまぜたチョコレートを食べさせたとも言われています。


次のページではチョコレートの成分に隠された秘密をご紹介。
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