言葉遣いはどうしたら?
相手を研究した後は、接触開始。「密着型家族の電話の多さも妻のストレスの一因に」 |
家庭により異なる兄弟の「距離感」
その家庭によって家族や兄弟の距離のとり方に差があることも、知っておくとよいでしょう。兄弟それぞれが独立、結婚した後もしばしばお互いの家を訪問しあったり、一緒に旅行をしたり、メールや電話を頻繁にしたりなど、家族ぐるみのイベントが好きなのが「密着型家庭」。それに対して、兄弟それぞれがあまり連絡を取り合わず、親族が顔を合わせるのはお正月ぐらいというのが「独立型家庭」。それぞれの家庭のタイプで、義兄弟との付き合い方も変わってきます。これについてはどちらが良い・悪いというものではなく、それぞれの家庭の特徴。「信じられなーい!」と相手のスタイルを否定したり「何で○○しないの?」などと、自分の育った家庭のスタイルを相手に押し付けないことが大事です。よくあるトラブル例が、奥様の実家が「独立型」でだんな様の実家が「密着型」の場合。頻繁に訪ねてくる義兄弟やその家族、自分の家のごとく振舞う甥や姪の行動に妻のストレスが増大。でも夫は全く理解してくれず、妻がひとりでプッツン。こんなトラブルを避けるためには、妻があまりがまんしすぎないことです。妻にとっての、義兄弟たちとのほど良い距離感をだんな様と話し合ってみましょう。そして、たまには来訪を断ってもらったり、一族合同旅行の際には、時には夫と子どものみが参加し、妻は留守番をするなど、距離の調整を図ることが大切です。結婚生活は永遠に続きます。何十年も我慢が続くと、必ずひずみが出てきます。我慢しすぎないで自分の意志を伝える事をおそれないようしましょう。
→次ページでは生理的にダメな義兄弟ともイライラせずに付き合う秘訣をご紹介