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夏バテ知らずの「ダンナお元気」レシピ

夏バテに効果テキメンの食材をご紹介しましょう!

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

8月に入り、連日うだるような暑さが続いています。クールビズも広まってきたとはいえ、ハワイのようにアロハシャツなんてわけにもいかず、炎天下をスーツで通勤されているの世の男性の皆様、お疲れさまです。水分や冷たいものの取りすぎで、食欲減退、という方が増えてくるのもこの頃ですよね。

「なんか最近、うちのダンナ様の元気がないのよね~、昼も“夜も”・・・」という方。まずは食事内容を見直してみませんか?ダンナ様の日々の元気も食事から。夏バテに効果てきめんの食材をご紹介しましょう!

夏バテ解消フードの横綱登場

なんと言っても夏バテ解消のフードの代表選手はウナギ。今年の土用の丑の日は7月23日と8月4日と2回ありましたね。土用にウナギを食べる習慣を広めたのは江戸時代の平賀源内だという説が一般的ですが、ウナギ自体の栄養価は、既に奈良時代ぐらいから広く知られていたともいわれ、古くから日本人の夏バテ解消食として定着していました。
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「ジューシーなウナギにセクシーなイメージを持つ妻たち」


牛肉の200倍にも匹敵するといわれるビタミンAをはじめ、ビタミンB1、たんぱく質、脂質、鉄分やカルシウムなどの栄養素を豊富に含んでいます。ビタミンB1は疲労回復に効果がありますし、ビタミンAは皮膚粘膜を強化するはたらきをもち、病気の回復を早めたり、成長を促進させたりする作用もあります。また、ウナギのぬるぬるに含まれる糖タンパクの一種は、弱った胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助け、夏の食欲不振を解消してくれるのです。


栄養豊富でしかも消化がいいとは夏バテ解消にもってこい!「栄養があるのはわかってるけど、蒲焼のこってり感が苦手」という方は、キュウリと一緒に三杯酢でいただく「うざく」やお茶漬けのようにしてさらさらと食べられる「ひつまぶし」などもオススメですよ。

「山のウナギ」って何のこと?

一方「山のうなぎ」といわれるほど、栄養価が高く、夏バテ予防に効果的なのが、長いも、自然薯などの山芋類。山芋は、中国語で「山薬」 とも呼ばれ、中国伝統医学でも「強精固腎」の飲食として紹介されているくらいです。ダンナさまを昼だけでなく夜もゲンキにしてくれる、ありがたーい食材。

山芋には糖質、たんぱく質、ビタミンB・C、ミネラルのほか、ジアスターゼなどの消化酵素や、ムチンと呼ばれる粘液質が含まれています。このムチンはオクラ、なめこ、モロヘイヤなどと同じく、ネバネバぬるぬるする食材にも含まれている成分。これがたんぱく質を無駄なく活用させのが、滋養、強壮に良いといわれるゆえんです。

「食欲ないから、お昼は軽く、ざる蕎麦で」なんて時に、それを「とろろ蕎麦」にするだけで、ぐっとスタミナアップになりますよ。覚えておいてくださいね。

次ページでは精力アップの食材をお伝えします。
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