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12年に一度の縁起物・子年「鼠」駅めぐり(3ページ目)

2008年の干支は子。というわけで駅名に「子(ね)」「鼠」「ねずみ」が含まれる駅を探してみると全国に3駅が存在。そのすべてを一挙にご紹介する、12年に一度の全国「ねずみ」駅めぐり、スタート!

執筆者:高橋 良算

常澄
つねずみ(鹿島臨海鉄道大洗鹿島線)

常澄駅
もちろんネズミとは無関係だが、思わぬところに「ねずみ」が隠れていた
常澄駅
立派な高架上にあるホーム。見通しはよいが、冬は少々風が冷たい
常澄をかなで書くと「つねずみ」。そうです、なんと「ねずみ」が隠れているではありませんか!こんな駅名も、全国でこの駅だけです。

JR常磐線の水戸駅で鹿島臨海鉄道に乗り換え、立派な高架を一直線に走った2駅目がこの常澄駅。近くには高い建物などなく、高架ホームからの眺望は抜群。

周囲は見渡す限り田んぼの風景。ディーゼルカーがうなりをあげて遠ざかると、近くの幹線道路を走るトラックの走行音が絶えることなく聞こえてきます。

常澄駅は無人駅。駅前の駐車場にはたくさんの車が停まっていました。ここへ車を停めて水戸の中心部まで通勤している人も多いのでしょう。ちなみに高架下の月極駐車場は、普通車で1ヶ月3,000円。

列車の発車時刻が近付き、再びホームに上がり列車を待っていると、遮るもののない吹きさらしのホームはかなり寒い。たまらず待合室に駆け込んだものの、なぜかアクリル板が1枚分はずれていて容赦なく風が吹き込んでいました。

常澄駅
無人駅で人の姿はあまりないが、駅前に駐車された車の数を見ると利用者は少なくないようだ。水戸駅までの所要時間は10分だから、路線バスより便利だろう

常澄駅
第三セクターの鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は、1980年代に国鉄線として建設されていた路線。非電化単線ながら、田んぼの中に延々と続く高架橋はまるで新幹線のように立派


■所在地:茨城県水戸市(Yahoo!地図情報



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