各方面からの路線が集まる東京は、実は駅弁の宝庫。列車に乗らなくても買いたい、ガイドおすすめの東京駅弁を厳選して、ランキング形式でご紹介します。
ところで、駅弁は時間帯やタイミングによっては売切れのことが多く、狙った駅弁を購入するのは意外と難しいもの。そこで、ガイドが実際に購入してみた際の感触を「購入困難度」として★の数で表してみました。★が多いほど「もしかしたら買えない率」が高いと思われるものです。
※困難度はあくまでもガイドによる目安です。必ず買えることを保証するものではありません。
人気の駅弁や数量限定の駅弁は、販売元や販売箇所などで電話予約ができる場合も多いですので、確実に購入したい場合は問い合わせてみることをおすすめします(問い合わせ先は、記事最後にある各社のサイトをご覧ください)。
第5位 新宿弁當
「新宿弁當」1,000円(税込) |
「山桃の甲州煮」「鮭の信州焼」「富士高原鶏そぼろ」など、中央本線沿線の特産物や郷土料理をイメージしたおかずが並びます。もちろんひとつひとつはどれもおいしいのですが、色々な食材を詰め込んだためにかえって特徴がなく感じてしまうのは、ちょっと残念な気がしなくもありません。
しかし、甲州・信州へ向かう特急列車「かいじ」「あずさ」の車内で、これから行く旅路への期待とともにふたを開ければ、その味わいもひとしおでしょう。
レトロな雰囲気の掛紙 |
名 称:新宿弁當(しんじゅくべんとう)
販売駅:新宿駅、八王子駅ほか
価 格:1,000円(税込)
製 造:株式会社NRE大増
第4位 チキン弁当
「チキン弁当」800円(税込) |
かつて新幹線や特急列車などで食堂車も営業していた日本食堂が、東海道新幹線開業の1964(昭和39)年に販売を開始。その後、会社組織の変更があったり、2004年には鳥インフルエンザの影響で数ヶ月間の販売中止期間があったりしたものの、根強い人気に支えられて今日まで受け継がれてきた、その歴史が人気を証明しています。
デビュー当時、幕の内弁当が150円に対してチキン弁当は200円だったとか。華やかな駅弁が多い現代ではどうしても見劣りしてしまうものの、当時としてはかなり贅沢な駅弁だったのですね。
好き嫌いがはっきりと別れそうではありますが、まだ食べたことがない方はぜひ一度お試しあれ。
バスケット風の楽しいパッケージ |
名 称:チキン弁当(ちきんべんとう)
販売駅:東京駅、上野駅ほか
価 格:800円(税込)
製 造:株式会社NRE大増
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