本当の山頂で関東平野の大パノラマに感動
晴れていれば富士山まで見えるという男体山山頂からの眺望 |
しかし、軽い気持ちで登り始めたものの、かなりの急な山道で、これはハイキングの域を超えているのでは……かなりのきつさに途中で何度も引き返そうかと思いましたが、ここまできたら初志貫徹とばかりに、日頃の運動不足を悔いながらも懸命に登山。
そうして登ること約20分、ついに男体山山頂に登頂成功!そしてその山頂からは、さえぎるものの何ひとつない関東平野を一望する、とてつもない絶景が!これを見ずして帰っては、それこそ後悔したことでしょう。当日はあいにくの曇り空だったため、遠くのほうは霞んでしまっていましたが、それでもそのスケールは十分に実感できました。
最後の乗り物はロープウェイ
筑波山名物「ガマの油」はこのガマ石が由来 |
その途中、横から見た岩の形がカエルに見えるという「ガマ石」に遭遇。すっかり忘れていましたが、筑波山といえば「ガマの油」です。「ガマの油売り口上」はこのガマ石の前で考案されたと言われ、8月上旬には「ガマ祭り」もあり、筑波山がガマ一色になります。
約15分歩いて女体山山頂に登頂。こちらは思わず足がすくむ岩場になっていて眺望もまた素晴らしいものでしたが、もうかなり疲れていて、とにかく下山することに。
ロープウェイは6分でつつじヶ丘駅に到着 |
つつじヶ丘駅前には帰りのつくば駅行きシャトルバスがすでに待機しており、接続よく発車、帰路に着きました。
今回はケーブルカーで登りロープウェイで下りるコースでご紹介しましたが、体力に自信のない方は、登り坂が比較的少ない逆のコースもおすすめ。その場合、往路のシャトルバスは終点のつつじが丘駅まで乗ります。
また「筑波山きっぷ」は2日間有効の切符です。今回は日帰りでしたが、旅館で1泊するなどしてゆっくり楽しむこともできます。ぜひ、最大限に活用して筑波山を満喫してみてくださいね。
[関連ガイド記事]
■つくばエクスプレスはこう乗る!
[関連サイト]
■つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)
つくばエクスプレスの公式サイト。列車の時刻表などもこちら。
■つくばエクスプレス お得なきっぷのご案内
「筑波山きっぷ」の案内ページ。
■つくば駅~筑波山間シャトルバス
シャトルバスの時刻表など。
■筑波山観光鉄道
ケーブルカー、ロープウェイを運営。詳しい営業内容など。
■つくば市観光協会
筑波山ガイドなど。
■筑波山神社
筑波山神社の公式サイト。
■日本百名山 筑波山紀行
筑波山にある旅館「江戸屋」さんによる観光案内。