リニモ、その乗り心地は?
前置きはほどほどにして、早速リニモに乗車してみましょう。市営地下鉄からの乗り換え駅となる藤が丘駅。ここでは、地下鉄が高架上にあり、高架を走ると思っていたリニモが地下から発車するので、ちょっと変な感じがしました。
藤が丘駅の万博用地上施設 |
リニモのホームには、ホームから軌道への転落を防止する「ホームドア」が、全駅に取り付けられています。そのホームに音もなくリニモがやってきました。
セミクロスシートが意外な車内
全駅に設置されたホームドア(左)と、リニモ車内(右) |
リニモの座席はてっきりロングシートだと思っていたのですが、意外にも、クロスシートとロングシートが組み合わされたセミクロスシート。つまり、リニモは「通勤電車」ではなく「郊外電車」という位置付けなのですね。つり革が少なく、そのかわりポール(手すり)がたくさん取り付けられています。
しかし、走行はさすがにスムーズ!音も揺れもなく、すーっと滑るように(実際は浮いていますが)進む感じは、今までに体験したことのない乗車感覚です。丘陵地に造られたリニモは結構アップダウンが激しいのですが、とても滑らかに走行します。
ただ、走っている時は良いのですが、加速・減速の時のショックがかなり大きく、やっぱり手すりにはつかまっていたほうが良さそうです。
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