海外利用も注意!
もう一つ、興味深い事例がこちらだ。
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▲国民生活センター「パケット料金にご注意!予想以上に高額になることも -携帯電話のパケット通信関連相談をめぐるトラブル-」より引用 |
注目すべきは「外国での利用がパケット定額の対象外」というところ。海外で通話や通信を利用する場合、海外の携帯電話事業者を経由した「国際ローミング」になる。そのため「パケット定額の対象内」と認識している人は少ないかもしれない。だが、海外で利用する場合のパケット通信料金を把握している人も少ないのではないだろうか。
調べてみたところ、NTTドコモの「WORLD WING」対応機種で海外ローミング通信を行った場合、1パケットあたり0.2円の通信料金がかかる。auの「グローバルパスポート」対応機種の場合は1パケットあたり1.5円と、NTTドコモに比べて高額なのが分かる。ソフトバンクモバイルの場合はローミング事業者によって金額が異なるが、米国ではWebサイト(Yahoo!ケータイ)の利用で1パケットあたり0.625円(1KBあたり5円)、データ通信の場合は1パケットあたり0.25円となる。
上の事例の場合、この中で最も安いNTTドコモの機種でiモードを利用したとしても、約81MBの通信で13万円に達してしまう。1パケットあたり1.5円のauの場合、約10MBでその金額になってしまうのだ。こうなると本当に他人事ではない──。
●参考情報(国際ローミングサービス)
・NTTドコモ「WORLD WING」
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/
世界149の国・地域(iモードサイトやiモードメールは96の国・地域)で利用できるNTTドコモの国際ローミングサービス。
・au「グローバルパスポート」
http://au.kddi.com/kaigai/gp/
世界22の国・地域で利用できるauの国際ローミングサービス。
・ソフトバンクモバイル「国際サービス」
http://mb.softbank.jp/mb/service/3G/
世界233の国・地域で利移用できるソフトバンクモバイルの国際ローミングサービス。
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