2位:サンディスク「sansa e200シリーズ」
続いて第2位は、サンディスクの「sansa e200シリーズ」。カラー液晶を搭載する薄型モデルで、アップルコンピュータの「iPod nano」対抗モデルといったところだ。2GB、4GB、6GBのメモリーを内蔵するモデルがあり、実売価格は2GBモデルが1万6800円、4GBモデルが2万2800円、6GBモデルが2万5800円。そのほか、8GBモデルも発売を予定している。なかなかの大容量モデルながら、外部メモリースロット(microSDカード)も搭載。手ごろな2GBモデルや4GBモデルなどを購入しておき、後で必要に応じてmicroSDカードで拡張できる。
サンディスクの「sansa e200シリーズ」。2GBモデルから6GBモデルまでそろえており、8GBモデルも登場予定だ |
sansa e200シリーズの魅力は1.8型のカラーTFT液晶を搭載している点にある。MP3やWMA、セキュアWMAといった音楽形式のほか、静止画(JPEG、TIFF、PNG、BMP、GIF)、動画ファイル(AVI、MPEG形式のMPEG-1/2、MPG、MPEまたはVOB(非保護)、AVI形式のMPEG-4、DAT、ASF、QuickTime MOV、WMV)も再生できる。同こんの「sansaメディアコンバータ」を使ってsansa e200で再生できる形式に変換する必要があるが、テレパソで録画したテレビ番組などを通勤電車などで見られるのはうれしい。
操作性もなかなかいい。十字ボタンと中央の決定ボタンのほか、ホイール式のインタフェースも付いているので、もたつくことなく操作できる。このあたりは、十字ボタンとしてもホイールとしても使えるiPodシリーズの方がスマートで使いやすいように思えたが、sansa e200シリーズも十分イケてる印象だった。
本題のボイス録音機能についてだが、今回紹介する3モデルの中で機能的には最も弱いように感じられた。もちろん独断・偏見ベスト3で紹介するのだから、十分に使えるレベルに達している。だが全体的に音声がくぐもっているような印象だった。録音音質や録音レベルなどの設定もなく、非常にシンプル。
デザインもなかなかでありながら、FMラジオ機能(録音も可能)も搭載するなど機能性も高い。約20時間の音楽再生時間も心強いところだ。本体サイズは幅44×高さ89×厚さ13mm、重さは約74g。
●サンディスク「sansa e200シリーズ」
http://www.sandisk.co.jp/retail_sansae200.html
栄えある第1位は……次回に続く!
>>NEXT 栄えある第1位は……?